イサです。

3月20日は長岡リリックホールにて、

リリックメモリアルオーケストラ演奏会に参加いたしました。

 

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私も(一応)特殊管の類ですがまだメジャーな方で、

コントラファゴットやアルトフルート、ハープ(2台!)、チェレスタ…などなど

普段お目にかかれない楽器と一気に共演を果たしてしまいました。

そうでなくても、人生初のオーケストラ。

しかもホルストの「惑星」全曲を、20歳を迎えた記念すべきリリックホールで。

生涯で経験することがあるかないかの大舞台に興奮でした。


開場30分前にロビーを通りかかると既に列ができていました。

今回はエキストラですが、昨年から皆さんと練習を重ねてきました。

奏者と同様にこの日を楽しみに来てくださった方が

たくさんいることを実感し、嬉しくなりました。


「惑星」はラストなのでそれまで待機。

でも本番というのはあまりにも早く時間が過ぎます。

時間が近づき、舞台袖で出番を待っていると

「もう本番だね、あっという間だったね」

「なんだか寂しいね」

というお話になり。。


この日この時間のために

どれだけ多くの人が関わってきたのか

そんなことをふと考えた時に

ちょっぴり寂しくなりました。


惑星はすべて通して演奏すると1時間弱ですが

その1時間、ホールにいるすべてのひとが途切れることなく

音楽に集中している空気をひしひしと感じました。


アンコールは事前に用意しておらず、急遽「木星」を再演。


新潟と長岡の差なのかはわからないのですが

オケと吹奏楽では客層が違うなあと感じました。


本番を終えると楽屋で

「この感動があるから(音楽は)やめられないよね」

という団員さんの会話に心の中で強く頷き、

新潟市内で行われるもうひとつの本番へ向かいました。

 

冒頭にも書きましたが、生涯で経験することがあるかないかの舞台。

今までやってきた音楽とは全く異なる世界で

自信をなくした時期もありました。


それでも同じパートの方にフォローしていただき

少しずつオーケストラの音楽を掴みはじめたら

この曲を構成する全ての音が美しくて

満たされていくような気持ちになり

音楽ってよく出来ているなあ…と改めて思いました。


リリック・メモリアルオーケストラに関わった皆さま

お疲れ様でした。

またご縁がありますように。

 

 

☆追記

新潟日報にて本演奏会が取り上げられておりました。

http://www.niigata-nippo.co.jp/sp/news/local/20170320313810.html

よかったらご覧下さい!