BSAⅠ中国コースは、2016年8月7日(日)~9月4日(日)の4週間、蘇州大学(江蘇省)を拠点に実施される短期留学プログラムで、国際経営学科を中心に10名(男性5名、女性5名)が参加します。BSAI中国コースでの到達目標を、「中国での実体験に基づいて社会やビジネスを理解するとともに、学生自身が本格的な長期留学や長期インターンシップも視野に入れながら、アジア・ビジネスを創造できるリーダーとなれるよう自ら目標と計画を定め、それを実行していく契機とすること」に定めています。

 この目標のもと、BSAⅠ中国では①中国語の学習、②中国経営入門科目、③学生交流、④Fieldwork(歴史文化、社会生活)、⑤企業・政府機関訪問を柱とするプログラムを実施致します。

 まず、中国語の学習を行うとともに、中国の歴史文化の実地学習、現地学生との交流やホームステイを通じた現代中国の社会生活を体験します。その上で、中国経営入門科目(中国概況、中国経済、中国市場動向、日中経済関係、中国ビジネス)を受講して中国ビジネスについて基礎知識を習得した上で、中国ビジネスの現場を体験するために日系・中国企業様やJETRO上海事務所様を訪問致します。

 このようなプログラムを通じて、まず中国の歴史・文化を理解するとともに、中国での生活体験を通じて人々の価値観・人生観を知ることで、ステレオタイプでない等身大の現代中国を捉えます。その上で、企業様やJETRO上海事務所様への訪問を通じて、中国ビジネスの第一線で活躍するリーダーの方々から、中国という社会・政治・経済・市場などの経営環境下における企業の戦略、ご自身の中国ビジネスとの関わりなどについてお話を伺うと同時に、実際にオフィスや工場の生産現場を拝見したいと考えております。そして、このような中国ビジネスの現場体験を通じて、学生自身が国際ビジネスを創造できるリーダー像を見定め、大学での自己目標と学習・留学計画を定め、それを実行していくスタートとしています。

 これから、学生が事前講義、中国での現地研修、事後講義の様子を綴って参りますので、どうぞご期待ください。