(下の写真の向かって左側。ピンク色のキャスケードが私の製作したブーケです)


今回、日本プリザーブドフラワー協会として、ショーのほうでブーケを出展することとなりましたが、実は、私にとっては、ショーのブーケを製作するのは今回が初めてのこと。当日の朝、搬入に行った際に、他の出展者の方々の巨大なブーケを見て固まってしまいました・・・ほとんどのブーケが私のブーケの倍近くの大きさでした。少し小さすぎたかなぁ・・・と思いましたが、私のブーケ作りの基本は、自分自身が”これなら持ちたいな”と思えるブーケ。コンテストなどの際に、少し斬新なものや変わったものがうけるんだろうな・・と思っても、決して変り種ブーケは作らない。それは今まで自分の中で守ってきました。今回のショーでも、おそらく大きめのものや、斬新なものがいいのかな。。とは思いながらも、今までの信念を貫きました。でも、ショーに何度も出展されている有名アーティストの方々のブーケを見るにつけ、やはり照明に照らされたきらびやかなショーの会場では、ブーケ自体は大きくなくても長いリボンをつけたり、きらきらひかるラメをかけたり、ショーにはショー向きの作り方があるんだな・・まだまだ私も不勉強!と心の中で反省していました。でもそれと同時に、来年も是非機会があれば、もっと勉強して会場から歓声の出るようなブーケが作りたい!という意欲が沸いてきました!そんな少し複雑な心もちの私でしたが、ショーの後、ブーケを搬出しようとしていたところ、1人の女性が私のほうに近づいてこられました。その方が、”このブーケの制作者の方ですか?”と聞かれたので、”はい。そうです”とお答えすると、”今日のブーケショー、1部も2部も見ていましたが、私はこのブーケが一番心に残りました。派手なブーケよりも実際に持ちたいと思えるブーケでした。作られた方にお会いできて本当に嬉しいです”と、たいへん嬉しい言葉をかけていただきました。私にとっては、今回のブーケは、気に入ってはいたものの、ショーのブーケという点では、反省点はたくさんあり、今後の課題がたくさんあるな・・・と思っていたこともあったので、その女性の言葉はとても心に染み入り、思わずウルッときてしまうほど嬉しかったです。その時一緒にいた同じ協会の認定教室の先生も、”こういう言葉をかけてもらうと、本当にお花をやっていてよかった~って思うよね。感動するよね~”と言っておられましたが、本当に制作者としては、なによりのお言葉です。今回いただいた言葉を胸に、次にショーに出す際には、今回よりも少し大きめのものになるかもしれませんが、今回同様、実際に花嫁さんが持ちたくなるようなブーケ!という大前提を崩さず、素敵なブーケを作れるようにこれからも勉強に励みたいと思っております。