東京ミッドタウンにある”
ユニオンスクエア東京”はZAGATで最も人気のあるレストラン部門ナンバー1にも輝いているNYの
UnionSquareCafeの姉妹店です。
ミッドタウンには何度も足を運んでいますがこれまで訪れる機会がなく、今日はじめてランチでお邪魔しました。
ランチにした理由はNYのカフェのほうでの名物メニューのハンバーガーがランチでしか食べられないため。でも、少しランチで下見

的な意味合いもありました。実のところ、”アメリカ→おいしいお店”という方程式が私の中では結びつかず、オシャレ感重視??というイメージが強かったのです。
でも、今日訪れてみて、ユニオンスクエア東京は私のお気に入りレストランの1つになりました。
”そんなにおいしかったの??”と聞かれると、理由はお料理ではありません。今日起こったある出来事が私のイメージを変えてくれました。

レストランの雰囲気は天井も高く、窓側には外に臨む気持ちの良いテラスもあり、なかなか良い感じ。お料理の方は、ハンバーガーはボリュームたっぷりでアメリカらしい(!?)感じ。お食事の後に同じミッドタウンのTOSHI YOROIZUKAでリスト(名前を書いて、入店まで1時間半くらい)していたので、私はその時間に間に合う軽いパスタコースを注文。パスタコースの方は、お味の方はまずまずといった感じ。サービスのほうはなかなかのもので、テーブル担当の若い女性は時間を気にしてくれ、とても気持ちの良い対応でした。でも、ここまでなら特に感動することもなかったのですが、食事のあと、ふとみると、だんなさまの上着の袖口にケチャップが・・・。早くとらなきゃ・・と私が袖口に水を含ませたナフキンで袖口をトントンたたいていると、風のように一人の男性スタッフの方がテーブルに飛んできました。”大丈夫ですか?””あっ、ありがとうございます。大丈夫です。少し汚れてしまって”そういったところ、彼は、さっと”シミヌキ剤”を取り出し、”こちらをお使い下さい”と爽やかに手渡してくれました。私とだんなさまは、”わぁっ・・・やられた~!”と顔を見合わせました。その後は、食後の飲み物をいただきながら”さすがだね~”と2人ともそのサービスにノックアウト
でした。表現が古いですが、たかがシミヌキ剤、されどシミヌキ剤・・・。小さなことですが、そこまで用意する、また、洋服を汚してしまった人がいるのを見逃さず、フロア全体に目を配っているスタッフがいる。できそうで、なかなかできないことだと思います。(ランチの時ってグランメゾン級のお店でも結構ほうっておかれることもありますしね)以前、私がよく拝見しているグルメブログの生地の中に、味はおいしかったけれど、サービスの悪かったあるレストランのことを”辛くも最低のサービスの中で最高の料理をいただくことになった・・”という表現があり、”厳しいコメントだなぁ・・”と思っていましたが、でも、それくらいお店で顧客が楽しい時間を過ごすためには、お料理のおいしさはもちろん、それと同等にそのお料理をサービスするスタッフのホスピタリティーが重要なんだ・・・。と再確認させてくれた出来事でした。この出来事がなければ、特に心に残るレストランでなかったかもしれませんが、席を立ってお店から変える際に、すれ違うスタッフ全員が笑顔で気持ちの良い”ありがとうございました”の声をさりげなくかけてくれます。私たちは笑顔で気持ちよくお店を後にすることができました。私がZAGATの調査員なら間違いなく、食事後に書いていた星の数を一つ引き上げることでしょう。自宅に戻り、ユニオンスクエアカフェの事を調べてみると、”ユニオン・スクエア・ホスピタリティ・グループ”という会社の創業社長であるダニー・マイヤー氏がオープンさせ、その温かいサービス、ホスピタリティ精神で、アメリカのレストラン界に”ニューアメリカンスタイル”という新しい基準を作り出したの先駆的なお店だそう。会社の名前に”ホスピタリティー”と入れるくらいですから、”おもてなしの心”は筋金入りです。東京店については、オープン後まだまだ新しいこともあり、お店全体としては、スタッフ全員が完璧と言うわけではないと思いますが、そういうホスピタリティー精神を歌っているお店だけあって、1年後、2年後が楽しみだなぁ。。。なんて思っています。今回はサービスにばかり注目し、お料理の感想を忘れてしまった感もありますが(笑)、お互い人とかかわる仕事柄、”今日は良い勉強をさせてもらったね”と有意義なランチタイムを過ごせ、満足した私達でした。