一気に読みきってしまった。
男道
題名からして、ちょっとバタ臭いが
超一流のプレイヤーの話は面白かったし
ちょっと感動したとともに、自分自身の反省もした。
* * *
新の実力主義(プロスポーツはそうであろう)で生きてきた人間
の行動は、すべて裏づけがある。
と、改めて思った。
彼の行動や発言、時として
「?」
「なんでそこまで?」
「なんでそんな表現する」
があったが、やはりそうせざるをえない、
それが自分の信じるやり方であるということだ。
確かに、マスコミとプロ、Give and takeではあるが
ある種作られた「像」というものもあるし、
また、そうせざるをえない状況、背景、支えてくれる人・・・
簡単な言葉では表現できないほど大変だったんだと。
よく、TVなどで、復活ドキュメンタリー番組があるが、
彼のも見た。どことなく、彼の本質はそういうプログラムで
感じてはいたが、それでもメディアを通してみえる
彼が先行する。
彼は「小学生の坊主が王選手に猛烈にあこがれた野球バカ」
それだけである。
ぼく等の世代、町のチーム、地域の中学、地域の
高校、で野球やって4番をしてた人間、目指した人間は皆そういう輩であった。
そんな彼を(少なくとも僕より何千、万、いやそれ以上野球に情熱
を注ぎ、練習した彼)、
一般市民で、企業とはいえ真の実力社会でない社会で
生活している人間が、彼の行動を批評するなど
おこがましいと思った。個人的にではあるが。反省である。
* * *
PL学園~西武~巨人~オリックス
と自分の考える道を突き進むしかなかった。
あの超一流でさえ苦しい。
「天国の11年、地獄の13年」
桑田選手と双璧の超一流に共通していること
「猛烈なこだわり」
これが凄いんだと思う。
まったく違うタイプではあるが。。。。
あの2人。
* * *
去年、2人とも引退してしまったが、
彼等が引退というのは本当に寂しかった。
同じ歳であるし、社会からの一線はどうもがいても
退く時期があるのだなと。新旧交代というのか。。。。。。
僕は、3名の野球選手の引退で心が動揺した。
1人は言われもなく、王選手。
彼が引退するときは、本当に「もう野球みる楽しさがなくなったなぁ」
とまじでトイレで泣いた。それくらい好きだった。
2人目は、原選手(元巨人監督)
かれは、どことなく頼りない4番だった(王、長嶋と比べてである)が
やはり一番僕が野球に集中し、練習し、かつ家に帰って巨人の試合を
みて、原をよく研究したし、打たなかった時は腹をたてたし。。。
彼の引退試合、試合中は特別な意識はなかったが、
セレモニーで原選手が涙をボロボロ流しているのを見たら
こっちまでボロボロになった。特に泣いているのではなく、
涙が出たことを思い出す。やはり一番身近な?というか
腹がたっても原選手に注目し見てたんだなと。。。
3人目は清原選手。
引退試合でもジンとはきたが、それより
2008年の神戸大学病院での膝手術からの復帰にかけるTVを観た時。
これにも、原選手が引退した時に涙流した感覚に
近い涙がでた。泣いてるのではないんだけど。。。。。
「プロスポーツ選手は本当に、真剣勝負で、それに命を掛けてるな」と。
僕らがかなり安っぽく見える(爆)。
* * *
本としては、文章も美しいわけでもなし、表現も臭いところがある。
すべてが全くの真実か?表現によって本意が伝わってないのかもしれない
部分はあるかもしれない。当然、書物ビジネスとしてあるわけで。
しかし、
文学的なものとは違うインパクトがあった本だった。








