雄大な自然を求めてアメリカに。1日目ラスベガス到着。 | かっくんのブログ

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「男の値打ちは経験の数。」

同じ海に潜っても、同じ山に登っても、毎回新しい発見や体験ができます。

若い時と違って、多くを求めず、70点なら合格点。

アメリカには、2つの顔があります。
ニューヨークやロサンゼルスのように高層ビルがそびえる大都会。
そして、もうひとつはどこまでも広がる砂漠や荒野の大自然。
 
視界をさえぎる壁のない雄大な空間に、私はかえってパワーを感じます。
そして心ひかれます。
 

今回の旅行は、JTBの「アメリカ大自然を満喫!グランドサークル6」に1人参加しました。
アメリカのラスベガスをスタートして、「ホースシューベント」「アンテロープキャニオン」「モニュメントバレー」「グランドキャニオン」「セドナ」を巡って、最終日またラスベガスに戻って帰国するツアーです。
 
ラスベガスへは直行便がないので、カナダのバンクーバーを経由する方法と、ロサンゼルスを経由してラスベガスに入る方法があります。
 
成田空港を19時発エアーカナダ004便で、カナダのバンクーバーへ。
機体はボーイング787-9。

機内は、3-3-3の座席並びで、クリーム色の内装に水色の天上のウォールライトはとてもセンスが良いですね。

 
液晶画面の映画サービスの作品が他社にくらべ少ないように思いました。
離陸してから、イアホンの配布が遅いかな。
 
他社の機内サービスは、おしぼり配布→飲み物サービス→食事サービスの順番ですがエアーカナダは食事サービスが来て、飲み物サービスはその後に配布する形。
 
しかしエアカナダはアライアンスで全日空と提携しているので、エアカナダで利用したマイレージは全日空のマイレージとしてチャージされて便利です。
 
このツアーは添乗員が付きませんので、バンクーバーの乗り換えは各自が行います。
「USA CONNECTION」の入り口で係官に航空チケットとパスポートをチェックされて階段を下るとPCの端末があり、そこでパスポートを端末の画面に当てると書類がプリントアウトされます。
 
係官にそれを提示すると、椅子に座って待機するように言われます。
壁面にある画面に自分の名前が点いたら、通路を真っ直ぐ進んで行くと、最終入国審査となります。
以前と違うのは、ここで受託手荷物の画像を液晶画面でこちらに確認させたことです。
 
カナダのバンクーバーでアメリカの入国審査をするのは、日本人の私には少し違和感がありましたが、初めての体験です。
 
入国審査を通過すると、各飛行機会社のゲートにつながる店舗やレストラン街があり、現地時間13時15分発エアーカナダ1898便ラスベガス行きまで2時間35分あまり過ごすことになります。
 
やはり、ここではメインはカナダドルです。
成田空港で両替したドルしか所有してなかったので、ドルで支払うとお釣りはカナダの紙幣、コインで返ってきます。
少額でもカードを利用すれば間違いがありません。

 
 

現地時間13時15分発エアーカナダ1898便に乗り込み、ラスベガスへ16時到着です。

 
飛行機を降りゲートからでると、周囲には早くもスロットマシーンがたくさん並んでます。
 
JTBと書かれた紙を広げて待っていた現地の中年男性が、今回のツアー参加者を待ち受けています。
全員揃うのを見ていたところ、今回の参加者は26人程。
この11月としては、ことのほか多い人数ですね。
それだけ今回の「アメリカグランドサークル」のツアーは人気があるようです。
 

 

 
大型バスで宿泊地のサーカス、サーカスへ移動。
ラスベガスの良いところは、空港からホテル街まで15分と本当に近いところ。
 
 

 
 

ホテルのロビーで部屋のカードーキーを受け取って、「Skyrize」の24705号室。
ツインルームで部屋の中も広く、窓から見下ろす風景も、これぞラスベガスといわんばかりの華やかな街の明かり。
 
2日目の出発時間は早朝の午前5時30分。
このツアーは毎日移動距離が長いだけに、毎日早朝出発が多いのを覚悟する必要があります。
 
長時間の飛行機移動と、機内で寝てない自分は体調が悪くても、ラスベガスの少ない滞在時間を有効に使いたい。
 
 
手際良く部屋で入浴を済ませ、着替えをしたところで、ホテルの前からタクシーに乗り、ホテル「ベラッジオ」へ。
 
ホテル「サーカスサーカス」、ホテル「ベラッジオ」間タクシー代11ドルプラスチップ。
 

 
ここはシルク・ドゥ・ソレイユの「オー」の劇場のあるところ。
日本でインターネットを利用してチケットを購入しようとしたのですが、ただし書きに「到着日は飛行機が遅れる場合があるので翌日以降をおすすめします。」と。
 
しかし諦めきれず、タクシーを利用して「ベラッジオ」の劇場カウンターへ足を運んだのです。
「今日のチケットありますか?」と尋ねたところ、運良く有りました。
 
座席は、109ドル、130ドル、155ドル、180ドル、の4種類。
それらの金額が縦に書かれていて、金額ごとに色が別れている紙を提示されます。
思い切って、2番目の155ドルの「赤色」と言って購入。
IDの提示を求められるので、パスポートを持参しなければいけません。
 
開演時間は、19時30分、22時、の2回で、購入できたチケットは「22時。」
朝の5時半の出発時間を思うと、19時30分の早い公演を見たかったけど、土地勘のない場所で無事希望の題目「オー」のチケットを購入できたのだから良しとしないとね。
 

 

 
またタクシーでホテルサーカスサーカスに戻り、ホテル内のバイキング形式のバフェに。
他のホテルにくらべ、リーズナブルな19ドル99セント。
1人旅だと心細いけどね。
料理はいろんな種類揃ってるけど、シルク・ドゥ・ソレイユの劇場まで戻らなければいけないことが気になって、短時間にお腹を満たすだけのディナーを済ませました。
 
こんな時、バスの切符の買い方が分からない時、土地勘もないのに歩いて目的地まで行こうとするんだよね。
 
先ほどチケットを買いに行った時、タクシーの窓から見た風景の記憶と、大通りの1本道だったこともあってね。
 
でも実際歩き始めたら、ずいぶん遠かった。
Googleマップのタイムラインを見直してみたら3キロ42分。
我ながらよく歩いたよ。

 

 
 

 
開演時間に間に合うか焦ったけど、なんとか滑り込み。
座席は1番左端だったけど、劇場内の赤を主流にしたセレブ感高い雰囲気はこちらの気持ちをも高揚させたね。
 
「オー」は巨大プールの舞台で、空中ブランコのアクロバットや、シンクロを交えたパフォーマンスです。
 
正直のところ、昨晩の一睡もできない飛行機移動で、睡魔が私を襲ってくるのを耐えながらの舞台鑑賞だったけどね。
 

 

 
「ベラッジオ」の1階は大きなカジノと、オズの魔法使いのファンタジーを本格的にロビーに飾り付けてあります。
どんなことにも、お金がかけてあるね。
 
ホテルから外に出ると、先ほどまで舞台を見ていた人の列がタクシー乗り場にできてます。
 
 

仕方なく広い通りまで歩いていると、ベラッジオの正面にあるコモ湖で、話題の噴水ショーが始まりました。
ラスベガスでは、必ず見て帰りたいと思っていた無料ショーです。
きれいにライトアップされた噴水は、高さは140メートルまで吹き上がったり、回転して踊ってるような動きをして観光客を楽しませます。
 

その通りの反対側には、高くそびえるエッフェル塔や、凱旋門のモニュメント。
歩道では、コスプレしたスパイダーマンや、着ぐるみのピカチュウが、観光客と記念写真を撮影してチップを稼いでいるね。
ロサンゼルスのハリウッドや、ニューヨークのブロードウェイでもよく見かける風景です。

 

 
早く帰りたいと思いながら、タクシーは混んでたため、きれいなイルミネーションを撮影しながら、来た時と同じように3キロ42分の道を歩いてホテルまで帰ったのでした。
 
ホテルに到着したのは、深夜1時。
カジノ横の売店で缶ビールを購入し、部屋で飲んでようやく1日目の就寝。
 
明日の2日目は、ロビーで午前5時30分集合。
早朝移動が多いこのツアーは、毎日朝日が見れる特典はありますが、その反面十分な睡眠がとりづらいので、移動中のバスの車内で仮眠して過ごすことも多いです。