自営業をしている場合、自分の給与は、自由に決められます。
といっても、利益がなければ、高い給与にはできないので、可能な範囲は限られている場合が多いですが。
一応、自分の給与はこれくらい、と決めて、それを達成できるような、販売価格や売上見込みなどを考えたりします。
(そのような考え方は間違えなのですが)
だとすると、その「自分の給与」によって、販売価格が大きく変わるということになります。
20万円なのか、30万円なのか。それとも100万円や200万円なのか。
私は、昔は、一応は、100万円や200万円というのを目標にしていたかもしれませんけど、実際は、20万円や30万円もらえれば、ばんばんざい、という感覚でした。
月給100万円ももらって、何に使うんだろう?とちょいちょい考えていた記憶があります。
でもこの金額って、人によって、すっごいばらつきがあるんじゃないかと思います。
手取りで、20万円~30万円あれば、たぶん生活できますよね?
そして、それ以下の収入の人も、かなり多くいると思います。
その方々は、実際、20万円~30万円の収入を得ることがまず、目標なんじゃないかと思います。
でも、40代、50代、60代の人で、月収50万円~100万円の人って、実はかなり多いですよね。
公務員や、大企業の社員さんは、たぶん、多くの人が、それくらいの収入なんじゃないかと思います。
そして、かつての日本の多くの人が、それくらいの収入だった、少なくとも、標準家庭と言われる家庭は、そのような収入だったと思います。
どこを基準にすべきなんでしょうね。
たとえば、45歳で、手取り40万円の給与だとすると、「いいな~」と思う人と、「すくなっ!」と思う人と、すっごく分かれる気がします。
また、自営業の人で、手取り30万円以上にするのって、かなり大変な気がします。
一時的にはできても、安定的にするのは。
零細企業でも同様です。
わたしのイメージですけどね。
また別の視点で考えると、「あの社長、ぼろ儲けしやがって」と思う金額が、どれくらいか?というのにも関係してきます。
私は、月収50万円でも、ぼろもうけしている、というか、儲けすぎている、というイメージでしたけど、今考えると、そんなことないですよね。
月収100万円でも、多くはないと思います。それくらいもらっているサラリーマンは、大勢いらっしゃいますし、社長さんは、収入が安定しないし、リスクもかなり負っています。
それを考えれば、年齢にもよりますけど、月収150万円くらいまでは、ぜんぜん「儲けすぎ」じゃないと思います。
けど、今でもやはり、感覚的には、50万円以上もらっていると、「儲けすぎ」と思っちゃいますけど^^;
なんで、こんなことを考えているかというと、数年前からちょいちょい、「あの会社は、あれやこれやとお客さんからお金をもらって、儲け主義じゃないか」みたいな声を聞きます(当社ではなく、他社への批判です)。
けどおそらく、その会社は、そんなに儲けていないと思います。MAX月100万円。おそらく50万円いっているかもしれないけど、もっともっと少ないかも、という印象です。
「その批判はおかしいと思うし、それは、自分らの仕事にも影響してきますよ」と話します。
「儲ける=悪」のイメージがありますし、日本では特に強いのですが、正当な報酬はもらわないといけないし、逆に言うと、支払わないといけないと思います。
(しはらうという面でいうと、特に、ボランティアや社会貢献事業に対しての、対価の考え方について疑問があります。「無料が当たり前」と考えるのは間違っていると思います)
でも、「正当な報酬」を考えるときに、前述の「自分の給料」とかの基準が問題になってくるんです。
30万円と考えるのか、100万円と考えるのか。
私が関わっている会社さんは、超零細企業ばかりなので、給与の基準としては、10万円台後半~20万円台中盤です。
二十数万円稼げるようになれればいいな、レベルです。
そのレベルのために、みなさん、むちゃくちゃ頑張っています。
私も、(とりあえずは)それでいいと思っています。
でも、ときどき、「同じくらい頑張っている人で、その2倍どころじゃなく、5倍の給料をもらっている人も、少なくないんだよな~」と思ったり、「50万円の給与をもらっているだけで、なんであの人は、みなに、ぼったくり社長って言われるんだろう」とか思うんです。
でも、この「基準」の差って、今後、ますます二極化、していくんでしょうね。
そんな気がします。