11日(金) マグニチュード9.0 巨大地震
長い時間揺れを感じながら、今まで体験した揺れとは違うと誰しも思っていたように思います
その後、刻々と入ってくる情報は、地震と津波による大きな被害でした
一瞬にして全身が固まってしまうような恐ろしい津波をテレビで見て、大変という言葉では表せない大変なことが起きたんだなと、呆然としてしまいました
しばらくして我に返ったとき、何かをしなければという思いに至りました
今自分に出来ることは、スカウトの協力を得て募金活動をし、わずかでも被災された皆さんに送ることなのかと考えました
19日(土)
ちゃんこ鍋集会の前に、地震の募金活動
仲見世商店街とe~ラデに場所をお借りし、募金をお願いしました
仲見世商店街
e~ラデ
土曜の午前中、今まで以上に人通りが少ないのです
私たちのほかにJCとボランティア協会の方々が同様に募金を呼びかけていました
・・・ですが今まで以上にスカウトは真剣です
テレビで被害の様子を見ています
『僕たちも何かしたい、力になりたい』
スカウトたちもそう思っていました
実は、ベンチャースカウト(高校生)のDから昨夜連絡が入りました
『被災地の人たちのために何かしたい
僕にできることは無いか』
そういう相談でした
『今は現地に行って何かすることは難しい
今私たちが出来ることは当面募金活動、明日やるからいらっしゃい』
写真には写っていませんが、ベンチャースカウトも募金を呼びかけてくれました
さてさて、その結果は・・・・
手のひら一杯の小銭を入れてくださったラーメン屋のお兄さん
財布ごと入れたいよ・・・と有り金はたいてくださった方
3円しか入れられないけど・・・とすまなさそうに入れてくださった方
バス代だけ残して募金してくださった方
スカウトの保護者も家族でみえ、全部の箱を回ってくださいました
人通りが少なかったのに、みどりの募金やユニセフ募金を遥かに上回る募金があつまりました
多くの方が何か力になりたいと思っていることが良く判りました
(仲見世商店街の皆様、e~ラデの皆様、お世話になりました)
週明けの22日(火)、静岡新聞社へ募金をお届けしました
復旧には長い時間がかかるでしょう
私たちに出来ることで長く応援していきたいと考えています
朝起きて、新聞を読み、テレビをつける
眠い目をこすりこすり学校へ
クラスメートと一緒に勉強し、遊び、給食を食べる
夕食後ゲームをしたり、お風呂に入って、寝る
ごくごく自然に、当たり前のように毎日を過ごしていた
いつものように過ごすことの出来る幸せ
この地震はそのようなことを気づかせてくれました