前回の続きです。

 

なお、はじめて知ったのはこちらの竹妹子さんのブログを読んでからです。

こちらには歌手の詳細や番組の構成とかがすべてのってます。(私の知識はほぼここからです)

https://ameblo.jp/nobody-hates-pandas/theme-10111884184.html

 

で、ですよ。前回も触れましたが本当にmisiaが圧巻なんです。本当に。

個人的に一番最初の回でうたった「あいたくていま」なのですが、とにかく情感がすごい。

なんだろう、魂にうったえる、的な感じ?

いままでmisiaの曲は当然有名どころは全部知ってましたが、歌手が思いを乗せる映像と歌声があわさると

こんなすごいパフォーマンスになるんだということを認識しました。

途中途中で出てくる中国人も言葉わからないのに泣いているしw。

でも、その気持ちわかるわー。と。

もともとこの曲は仁でつかわれてた曲ですよね。ただ、この曲を知覧の特攻隊の博物館からインスピレーション受けて書いたという情報を

知っていたこともあり、かつ私も以前いったことがあったので、その情景を思い浮かべると涙が・・・

歌の持っている力、misiaの表現する力、1発目のパフォーマンスとしては本当にすごかったと思います。

 

なお、この番組はちょこちょこほかの歌手同士で会話していたり、番組スタッフが聞いている会話をちょっとコミカルに差し込んでたりするの

ですが、最初の第1回のどんな人が集まるんだろうというのが発表されて皆が一同に会する前にスタッフとの会話をしてて、

misiaは中国ではあまり知名度が高くないそうなんですが、

そのなかで台湾の有名歌手である徐佳瑩 (lala su)がmisiaが参加することをきいてのやり取りがこちら(かなり意訳してますが)

ス「今度はmisiaがでるそうです。知ってますか?」

ラ「ものすごく有名よ。big singerね」

ス「中国歌手に例えるとどのくらい?」

ラ「フェイウォンレベルだわ。」

 

個人的にはこの会話がすごいツボで。

フェイウォン超懐かしい・・・FFシリーズやってた人はみんなしってるよね(eyes of you)
中国でフェイウォンがめちゃ有名だということをこの時初めて知りました。

 

でも、misiaは知名度が低かったですがこのシリーズで相当中国内での知名度を上げたそうです。

中国って、個人レベルでは本当好きなんですよ。このようにいいものはいいということを言える時にはきちんというし

台湾と中国の歌手が同じ番組で仲良く歌うっていうのもこの番組で初めて知りました。政治は政治というところなんでしょうか。

 

misiaに思い入れがある理由がもう1つあって。

彼女が福岡で学生をやっていたとき、ちょうど私も福岡で学生をしてて

彼女が合コンに現れたという話を友達からきいて、すごくうらやましかった記憶があります。(あの時実際に会えてたらな・・・)

なので、勝手にこちらが一方的に思い入れをもっているんですね。

 

結局彼女は第1回から最後まで以下の曲を歌います。

MISIA 「逢いたくていま」現在好想見你 (2009)

MISIA 「銀の龍の背に乗って」(中島みゆき)

MISIA「明日へ」向著明天(MISIA.2011)

Misia「未来へ」後來(Kiroro.1998)

MISIA 「つつみ込むように」 MISIA (1998)

MISIA 「What a Wonderful World」 ルイ・アームストロング (1967)

MISIA 「行かないで」 玉置浩二 (1989)

MISIA「INTO THE LIGHT」MISIA (1998)

MISIA 「アイノカタチ」 MISIA (2000)

MISIA 「Can’t Take My Eyes Off You」(君の瞳に恋してる) フランキー・ヴァリ (1967)

MISIA&Little Black Dress 「さよならの向う側 (再会的彼端)

 

第3回あたりからコロナの影響で日本からのライブとなったのですが、場所の選定にも1つ1つ意味があって今こんな状況だから中国にこのような思いを伝えたいというコンセプトを毎回表現するんですよね。それがすごくって。なんて感受性のある人だろうと思いました。アーティストって表現力もすごいんだな。と。思い通りの舞台にするのに(当然番組の人とも打ち合わせしていると思いますが)相当事前の折衝をやってると思いますが。。スポンサーの醤油

のロゴ(笑)以外はとてもアーティスティックな空間を毎回届けてくれたような気がします。

 

最後は惜しくも2曲目までいけなかったのですが、もともと勝ち負け云々という目的でなく、日中友好のためにということで参加されたということもあり、その目的は十二分に発揮されたと思います。

 

次回はほかの参加歌手について書いてみたいです。