みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
まだまだコロナの影響もあり、中々大変な情勢となっております。
Brush eightでは、引き続き予約制とさせていただいております。
ご来店の際は、一度お問い合わせ、ご連絡してくださいますようお願いいたします。
最近は、コロナの影響での在宅ワーク、テレワーク等で自宅で楽器を触る機会も増えている??
という事もあってか、リペア、調整、眠っていたギターを復活して欲しい、というご依頼、ご来店予約を多数いただいております。
そんな中、思っていた以上に深刻な場合、またはその逆もあったりと、
実際に状況を見させていただいて作業の判断をさせていただいております。
ご依頼が多いので、ご参考になればと思い、いくつか、ご紹介させていただきます。
■Case.1
Gibson ヴィンテージ セミアコ
かなり貴重な個体のギブソンのセミアコの全体調整のご依頼。
弾きやすくして欲しいとの事でしたが、
実際に見てみると、ネックの捻れ、フレット、ナット、ブリッジ、
とかなりの箇所に問題がありました。
特に、ネックのバインディングが剥がれおており、このままでは弾く事すらできないと感じ、
バインディング修理、フレット擦り合わせ、ナット交換、ブリッジ調整、全体クリーニング、調整
をご案内させていただき、作業させていただきました。
■Case.2
Yamaha アコースティックギター
弦高が高く、弾きにくいので、調整して欲しいとのご依頼。
実際に見てみると、ネックの反り、サドルの高さ目立っており、弦高がかなり高い状態で、かなり弾きにくいかと感じました。
オリジナルだそうでしたが、サドルが高く、サドルの調整をご提案させていただき作業させていただきました。
■Case.3
Fender ジャズマスター レフティー
お電話でお伺いした時は、電装系の不具合の改善と弾きやすく調整をして欲しいとのご依頼。
実際に見ると、ピックアップの配線問題、またフレットがかなり減っており、流石に弾きにくいと感じました。
電装系の見直しとフレット擦り合わせをご提案させていただき、お見積もりさせていただきましたが、当店の専属リペアマンと打ち合わせをした所、フレットの状況から擦り合わせが厳しい、という結果になり、再度ご提案、お見積もりでフレット交換のご提案をさせていただきました。
しかし、ご予算から、フレット交換は厳しいとの事で、今回は電装系と、できる範囲での調整となり作業を進めさせていただきました。
ところが、調整していても、フレットの減り具合もあり弾きにくさが目立ち、やはりフレット打ち替えが必須だと感じ、、
このまま弾くのは辛いかとも思いましたので、今回は、ご予算内で可能な金額
フレット打ち替えを¥4000程とスーパー価格でご案内させていただきました。
流石に稀なケースですが、また今後ともご利用いただけたらと思い、サービスさせていただきました。
続く、、