さくらFMのスタジオから
今日も噛み噛みまくって
帰宅しました
そう、先週は節分でしたね!
節分と言えば鬼
鬼と言えば桃太郎
桃太郎と言えばきび団子!
ということで
桃太郎伝説と
神楽・備前刀のある街
岡山の一宮
吉備津彦神社へ行ってきました
ご祭神は「桃太郎」と
いわれる大吉備津日子命
この吉備津彦神社は
夏至の日に、
太陽を正面から迎えるよう
鎮座しています
磐座をはじめとして
自然がいっぱいで
神社の空氣がとても心地よいです。
車二台で楽しく行ったのですが、
私たちは吉備津神社
もう一台は吉備津彦神社へ
ん~待てど暮らせど
なかなか来ない💦
お互い、いまかいまかと
来るのを待ってたという
実は
2キロしか離れていない
徒歩圏内に二つの神社があります
645年の大化の改新
天智天皇となる中大兄皇子が
権力を牛耳り、
天皇をないがしろにしていた
蘇我入鹿を暗殺
蘇我氏を滅ぼした後に行われた改革です。
この改革で、地方の国の見直しが行われました。
結果、吉備は解体
備中、備前、備後の三地域に分割
その結果、地域の一宮は
備中:吉備津神社(岡山市北区吉備津)
備前:吉備津彦神社(岡山市北区一宮)
備後:吉備津神社(広島県福山市)
となったと言われます。
もともと予定していたのは、
備前の一宮だったよね💦
私たちが
間違っていたことに氣付き
吉備津彦神社へ急ぎました
桃太郎というと、鬼退治
鬼を退治した時、
鬼の首を埋めたとされる場所が
吉備津神社の境内の中に
あるそうです。
でもね、
吉備津彦神社にも
それらしきものが
あったんです。
これ、なあに?
さて、
桃太郎の伝説には、
鬼の温羅が登場します。
鬼ではなく、
実は朝鮮半島の百済の王
だったそうです。
船で、岡山の吉備の海に
流れついたものの、
鬼と間違われて、
仕方なく山に逃げ込んで
里山に住む、子供を助けたり
手作りの農具や漁具を
村人に配って歩いた
という話があります
桃太郎は、
温羅の首をとってしまったことを
とても悔むんですが、
ある夜、温羅が桃太郎の夢枕に立ち
頼み事をするんですね~
自分が埋められている
茅葺きの宮の
かまどの火を焚く役目を、
残した妻にさせてくれ
そうすればカワイイ妻をそばで
常に見守っていてやれるから
その代わりに、俺は、
世の中の吉凶を知らせる
占いをしよう
幸せが訪れるときは、
釜を豊かに鳴り響かせ
災いが起こるときは、
激しくうなってやる
これを
吉備津神社の鳴釜神事と言います。
![](https://www.kibitujinja.com/about/images/about_narukama_img03.png)
温羅の遺志をついだ桃太郎は、
人々のために身を尽くすことを約束し
吉備の二文字をとって、
吉備津彦と名を改めた
というストーリーです
最初は怖い物語かとおもいきや、
あったかいheart warmingな
ストーリーになっています
次の機会には、
備中の吉備津神社に行って
上田秋成の雨月物語に出てくる
鳴釜神事を是非間近で
見てみたいものです💛
今日もご覧頂き有り難う御座います
素敵な週末をお過ごしくださいね!