相撲協会:親方の座がら空き 埋まらない11名跡
毎日新聞 2013年12月14日 08時00分(最終更新 12月14日 08時27分)

九州場所中に開かれた定年退職の記者会見で花束を受け取る
(左から)不知火親方(元関脇・青葉城)
三保ケ関親方(元大関・二代目増位山)、
武隈親方(元関脇・黒姫山)
=福岡国際センターで2013年11月22日、井沢真撮影
バブル期には数億円単位で売買されて問題になった日本相撲協会の年寄名跡(親方株)が、思わぬ「値崩れ」を起こしている。現在105ある名跡(北の湖、貴乃花の一代年寄を除く)のうち、空き名跡が1割超の11に上る異常事態だ。昨年以降、団塊の世代の親方衆がそろって定年を迎えたほか、協会が内閣府に移行申請中の新公益財団法人では罰則規定も設けて「売買禁止」を厳しく打ち出し、一括管理する予定。20日に名跡証書の提出期限を設けており、「取引」に慎重になっているようだ。【井沢真】
名跡は、「若・貴ブーム」全盛の1990年代には、ある部屋持ち親方の名跡購入に要した約3億円の税務申告漏れが指摘され、また別の親方の名跡継承を巡る民事訴訟では、東京高裁が財産価値を1億7500万円と具体的に示した。売買による名跡の譲渡は認められていないが水面下で取引されてきた。
それが、今では「ゼロが一つ違う」と親方衆がもらすほど価値が低下している。名跡余り状態の理由の一つに、団塊の世代の大量定年による後継者不足がある。九州場所を最後に三保ケ関親方(元大関・二代目増位山)ら3人が定年を迎えたが、いずれも空き名跡だ。
また、協会が組織改革の一環として推進してきた名跡の一括管理の動きも影響している。新法人の定款では、売買が明るみに出れば角界追放を含む厳しい罰則が科される。この影響で所有権を巡るタブーが明らかになり、闘争が司法の場に持ち込まれた例もある。
先月11日、協会の春日山親方(元前頭・浜錦)が、先代春日山親方(元前頭・春日富士)の岩永祥紀氏らを相手取り、昨年継承した名跡「春日山」の証書返還を求め、横浜地裁川崎支部に提訴した。協会への証書提出期限の20日が、皮肉にも訴訟の初弁論予定。内閣府公益認定等委員会事務局は「名跡の一括管理は、ガバナンス(組織の統治)を示す一つの形」としており、影響は否めない。協会の監督官庁の文部科学省関係者は「公益認定を受けてもガバナンスを確立していないと、厳しくチェックされる」と言う。
左: 不知火親方(元関脇・青葉城)
中: 三保ケ関親方(元大関・二代目増位山)、
右: 武隈親方(元関脇・黒姫山)

バリバリの現役時代を知ってる世代が定年退職する時代になったか
流石にデビュー時は未だ知らないけど、その内出てくるよね。
増位山は歌手として本格的に活動再開したみたいだし、ヒット曲持ってる人は強い。