全ての出来事は、君が生まれつきこれに耐えられるように起こるか、もしくは生まれつき耐えられぬように起きるか、そのいずれかである。
ゆえに、もし君が生まれつき耐えられるようなことが起こったら、ぶつぶついうな。
君の生まれついているとおりこれに耐えよ。
しかしもし君が生まれつき耐えられぬようなことが起こったら、やはりぶつぶついうな。
その事柄は君を消耗しつくした上で自分も消滅するであろうから。
もっとも自分の身のためであるとか、そうするのが義務であるとか、そういう考え方次第で、つまり自分の意見1つで、耐え易く、ガマンしやすくできるようなものもあるが、このようなものはすべて君が生まれつき耐えられるはずのものであることを忘れてはならない。
岩波文庫 マルクス・アウレリウス著『自省録』より第10巻 三 を抜粋
ローマ帝国の五賢帝の1人であり、哲学者として知られるマルクス・アウレリウスが、宮廷の中や戦場の陣幕において、自分自身に向けて書いた自省自戒の言葉を集めたものが『自省録』として現在も残っています。
1つの文章はわずか数行のものから、長いもので2ページに渡るものもあります。
私は仕事に疲れた時、あるいはふと活字が読みたくなったらこの本を手にとり、途中のページを開いてそこに書いてある文章をいくつか読んで、心の平穏を取り戻すようにしています。
抜粋したものは、私が読んだ中で気に入っている文章です。仕事に行き詰まってしまい、「もうだめだ」絶望して頭を抱えている時にこれを思い出しています。
ゆえに、もし君が生まれつき耐えられるようなことが起こったら、ぶつぶついうな。
君の生まれついているとおりこれに耐えよ。
しかしもし君が生まれつき耐えられぬようなことが起こったら、やはりぶつぶついうな。
その事柄は君を消耗しつくした上で自分も消滅するであろうから。
もっとも自分の身のためであるとか、そうするのが義務であるとか、そういう考え方次第で、つまり自分の意見1つで、耐え易く、ガマンしやすくできるようなものもあるが、このようなものはすべて君が生まれつき耐えられるはずのものであることを忘れてはならない。
岩波文庫 マルクス・アウレリウス著『自省録』より第10巻 三 を抜粋
ローマ帝国の五賢帝の1人であり、哲学者として知られるマルクス・アウレリウスが、宮廷の中や戦場の陣幕において、自分自身に向けて書いた自省自戒の言葉を集めたものが『自省録』として現在も残っています。
1つの文章はわずか数行のものから、長いもので2ページに渡るものもあります。
私は仕事に疲れた時、あるいはふと活字が読みたくなったらこの本を手にとり、途中のページを開いてそこに書いてある文章をいくつか読んで、心の平穏を取り戻すようにしています。
抜粋したものは、私が読んだ中で気に入っている文章です。仕事に行き詰まってしまい、「もうだめだ」絶望して頭を抱えている時にこれを思い出しています。

