本日より、五日間、新宿ワシントンホテルのラブスクギャラリーにて、

映画公開記念『ブリュレ』写真展が開催されます。


撮影監督である早坂伸が、撮影の合間に写し取った主人公たちが展示されています。

ふたつの心音が、ひとつに重なる音が聞こえるような……

彼女たちに寄り添うように切り取られた、煌めきをご堪能下さい。



●日時:2008929日(月)~103日(金) 11301900

●場所:新宿ワシントンホテルビルB1「ラブスク・ギャラリー」
 〒160-0023 新宿区西新宿3-2-9  TEL03-3342-2061
オフィシャルサイト:
http://www.lovesq.jp/
オフィシャルブログ:http://lovesq.blog102.fc2.com/

●主催:ワシントンホテルビル商店会

●事務局:新宿サテライト株式会社 ラブスクギャラリー事務局



シネマトピックス 写真展紹介ページへ


新海誠監督から、コメントをいただいております。
http://www2.odn.ne.jp/~ccs50140/index.html

チラシ等は、一部抜粋したものを掲載しておりますが、
こちらでは、全文の掲載をいたします。



「双子のパラドックス」という思考実験がある。
双子の片方がロケットに乗ってずっと遠くまで行って、
再び地球に戻ってくる。
すると相対性理論により地球に残った片方のほうが
ずっと歳をとっていて云々、というやつである。
僕がこの美しい映画を観て思い出したのは、この言葉だった。

地上に生きるしかない僕たちの時間も、
ある意味では人によって流れ方が違う。
僕たちは愛する人とずっと同じ時間を生きたいと願うが、
それを叶えることは実はとてもとても難しい。
だから誰しもそれぞれの生き方を学ばなければならない。
双子の旅はそういう焦燥に貫かれていて、
だからその姿は、とても深刻に僕たちの胸をうつ。

そしてその若い焦燥を、おそらくは主演の中村姉妹を含めた
制作者たちも共有していたのではないか。
世界の何処に立つべきかをまだ迷っているかのような
双子の姿を見ながら、僕はそう想像する。
きっとその時期、その人たちにしか撮り得なかった一篇なのだ。
奇跡のようなフィルムだ、と言うほかない。

新海誠(アニメーション監督)