前回、痛みの原因は頚髄の圧迫や損傷由来だけでないことを書きました。
一方で体を動かすことで緩和する痛みもあると思います。
痛い
→動きが減る
→筋肉がかたくなったり筋肉量が減る
→関節可動域が狭まる(柔軟性が落ちる)
→関節が固まる
→さらに痛みが増える
このサイクルに陥っている方も多いのではないかと思っています。
再生しない脊髄を痛めているから仕方ない。と、決めつけずに筋力をつけ、適切なストレッチをすれば軽減される痛みも必ずあります。
日常生活の動きレベルでは改善には足らないかも知れません。
健常の時でも事務仕事が続けば肩がこり、腰が重く感じていたと思います。
学生の頃、テスト週間で部活動の休みが続くと休み明け初めの練習は体がついていかなかったことを思い出します。
たった2週間で筋肉量は驚くほど落ちます。
少し負荷をかけた運動、柔軟に取り組むことが本当に重要だと思います。