未来からの敵
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目の前に実体化した魔物は未来の存在。
倒すことはかなわない。
それは120年後、本当の意味で復活するという。
フェルナンドたちは早すぎた。
天災がリースロットを襲った。それだけが現実だった。
そこにいるのは未来からの幻像。
幻像であるはずの敵は直接攻撃を可能とした。
対峙し、戦うことはできても倒すことは不可能。
120年後の「未来の存在」は「過去の時代」では倒せないのだ。
”魔術書”が語った真実は、倒すことのできない魔物の恐怖。
*先に解説
この世界はフェルナンドたちにとっては未来にあたります。
ミリアムやサムソンたちは彼らが普通に生活していた時代から、30年ほど未来の時代にいることになります。
フェルナンドたちが追い詰めた人間の敵にあたるモンスターは、過去にほかの冒険者に倒されたものが、半分だけ復活した状態であり、完全に蘇るのは数十年後というものです。
上級デーモンであるため完全な姿でなくても力を発揮できるが、実体化できていないためフェルナンドたちからの直接攻撃を受けないですむのです。
