時間を戻して
皇帝は今は恋人に殺されてしまったウィルソン。
人の上に立つことを嫌う皇帝の代わりにパーティーのまとめ役になったのはリューゲンという傭兵あがりの男。事実上のリーダーは騎士のフェルナンド。
まだ若いフェルナンドは断ったが、傭兵より正規の騎士のほうが周囲からの信用は得やすいと説得され受諾。
バランスのいいパーティー。だから彼らから見ると、ミリアムたちは治療できる人間もいない、子供が混ざっている、女だらけなど評価は低い。
それも仕方ない。女性の心の中に現れるのは女性がメインでも。
もともと”リースロット”にいたのはリューゲンやマリアたち。
あとはGM(ゲームマスター)とも言える魔女の進める通りに行くしかない。
わたしにもどうなるかわからない。
サムソンたちは排斥されることだけはわかる。上には上がいる。
騎士にも魔術士にも必ず自分の上に誰かいる。
久しぶりに心に浮上したリューゲンたちは”バランスがいい”。これはわたしが落ちついてきたということでもある。
ミリアムたちのように不安定なまま誰にも助けを求めずに彷徨うのは、そのままの精神状態を表していた。
今は? となると本当の主人公が台頭することになるから、過去の人物には必死になって生き残ってもらうしかない。
頑張って、特にサムソンとジュノー。
ジュノーは皇帝殺したからね。自分が人魚の力を得るための言い訳にウィルソンを利用したしたたかな人。
女性って怖いわ。
では皆さん頑張って生き延びてください。
リューゲンたちはひとつのゲームで最後の敵まで倒して英雄になった人ようなたちです。簡単には勝てないです。