その前にちょっと種明かし
この物語をイメージしやすくするなら、たとえばSANA VS SAMSONはカードゲーム”マジック・ザ・ギャザリング”に近い。
お互いに手札を持ち、駆け引きに似た闘いをする。
一対一にはうってつけゲームですね。
だから傍観者側だけでなく、本人たちですらも何が起こるかわからないのです。
「間違いなく何かがくる、でもそれが何かはわからない」
サナがやろうとしたことは”ファイアボール”というカードを手元に残し、枚数を集めるだけ集めて最後にぶつける。これが”気を練る”、”魔力を溜める”に当たります。(そのゲームにおけるこの手はレジスト不可能)。
ただ、彼女(わたし?)は、”武術家”でありたい一心でそのカードを自ら棄てました。
そんなイメージです。
だからわたしは様々な絵や画像を集めて、そこに言葉を添えるという書き方をしてきた。
これから先はオンラインゲームなどのハードを使うゲームとは異なり、 ”TRPG”(テーブルトーク・ロールプレイング・ゲーム)のように書き手がそのままゲームマスターとなる。だから、読んでくださる方々も、また、登場人物たちですらも、
「これからどうなるの?」
と感じる、もしくは感じてきたのかもしれません。
それで言うなら、サナとサムソンもまたテーブルトークと同じに表現できるかもしれません。
サナはBruja(Miriam-magic-The-Witch)が操るNPC(ノンプレイヤーキャラクター)として現れたので、誰も彼女のことをわからない。
この例に挙げたふたつのゲームを経験したことのある方ならば、リアルな世界にいながら、いつの間にか仮想の世界の登場人物に、自分自身がなったような気持ちになるのではないかしら?
そんなことを思います。
*例にあげたゲームをご存知でない方にはかえってわかりづらいかもしれません。その点をお詫び致します。

