中村勘三郎の急逝も覚めやらぬまま、

今度は海を渡った大陸で

ジャズの巨星が亡くなったという報を

Yahooニュースで知った。

10時15分頃にその第一報のテロップが

ウィンドウにあがった。

ちょうど事務所から

外交に向かう直前だった。

デイブ・ブルーベック、ピアニスト。

あのTake Fiveを最初に聞いたのは

CMのイメージソングで、

タイトルとブルーベックの名前を知ったのは

それからずっとあとの事だった。

確か弟のクリス・ブルーベックがベースを担当し、

兄のピアノと弟のベースによる

完全アドリブの長いインプロビションライブを

NHKで観た事がある。

あの2人のシルエットが印象に深い。

今、脳裏にあのリフレインが流れている。

すでに天に召されたであろう。

勘三郎氏とともに、

日本とアメリカの伝統芸能の雄が2人手をたづさえて

昇天していく光景を思う時、

哀しみは慈しみに変わる。

僕はファンではないが、

ほぼ同日の逝去にこの2人の運命に

奇妙な因縁さえ幻想してしまう。

長年のご活躍と栄誉を祝福しつつ。

お二方とも安らかにお眠りください、

と合掌をした。



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