昨夜、5年前までホビーとしてストックしていた

ファイリングシートを開いた。


5年間、閉じたままだったので、

記憶から消えていた切抜きが見つかり

新刊のハードカバーを閲覧するような気分に浸れた。

中でも、絵葉書のストックはとても新鮮に感じられた。


A6(ハガキ)サイズのアートといえば
デザイナーや画家のレプリカが印刷された
ポストカードが頭に浮かぶ。
あのロイ・リキテンシュタインのスーパーマンと
ディック・トレイシーのイラスト。
アンディ・ウォフォールのポップアート。
ルーベンスの最後の審判。
ロートレックのデヴァージ・ジャポネ。

そして、アメリカの画家の数点。
過去、アメリカや南の島へ渡航した時に
現地の土産屋で購入したもの。
今でも使わずにファイリングしている。
アンドリュー・ワイエス、
エドワード・ホッパー、
ウインスロー・ホーマー。

アメリカンリアリズム、具象絵画の達人たち。

そしてジョン・ベイダー。
あのスーパーリアリズムは
画集ダイナーズに結実している。

僕が好きな彼ら4人の絵葉書は
レコードとエスヤイリのアコースティックギターと
同列の宝物だ。
ずっと胸の奥に仕舞えるものなら
仕舞っておきたいもの。
明かしたくない何か。
自分だけのマニアな秘密。
この4つの絵葉書集と画集は
30代の後半までずっと誰にも明かすことはなかった。

この年になって、妙に開放的になった。
こうして日記で明かしている。
興味のある方、絵画が好きでご存知のない方は
一度ご見聞を。

特にワイエスのテンペラ画「冬枯れの斜面」
ベイダーのデッサン「MAX’S GRILL」はいい。
まるで、現地に居ながらにして
俯瞰で観ている気分に浸れる。
それほど、細密で精細な描写がなされている。
ぜひ、おすすめする。

リアリズムは映像を超える具象だ。

アートは人の手を借りた、神の伝言かもしれない。

と、今思った。