こんにちは。
「ブリュッケ」へようこそ。
日本人て病気になったら
お粥とか食べたくなりますよね。
消化が良くて日本人の主食であるお米。
病気で食欲がなく
それでも何か食べなきゃと言う時
水分の多いお粥はぴったりですよね。
梅干なんか入れたら
ほどよい塩味と酸味があって
病気じゃなくても食べたいくらい
ほんとおいしい。
ところがドイツ人の場合
日本に住んでいて
日本のウィルスで風邪をひいていても
お粥は食べたくならないらしい。
ここ数日風邪で寝込んでいる夫が
(と言うか寝たり起きたりしている)
Hühnerbrühe [ヒューナーブリューエ]
を作ってくれと言い出しました。
それでやっと私は
あれ?ほんとに病気みたいだ
とはじめて思ったんだけどね。
ドイツには
Suppenhuhn [ズッペンフーン]
と言うスープを取るための
骨付き鶏(1羽もしくは半分)が売ってあります。
それにセロリや玉ねぎ人参など
香りの良い野菜を一緒に煮込んで
出汁をとります。
私の場合、
日本では骨付きぶつ切り鶏肉を使います。
あと月桂樹の葉それに粒黒胡椒を入れて
Schnellkochtopf [シュネルコッホトプフ]
つまり圧力鍋で15分。
すっかりホロホロに柔かくなった鶏肉を
骨から外して
スープに戻します。
野菜も小さく刻んで食べやすくします。
その後は塩こしょうで味付けをして
出来上がり。
いちどに鍋いっぱいたっぷりつくります。
これは私がドイツで娘を産んだ時に
お世話をしに来てくれたお義母さんが
作ってくれたスープのレシピです。
どうやらドイツでは
体力をつけないといけない時に食べるものが
このチキンスープらしい。
鶏の骨からコラーゲンやら
骨髄から栄養のありそうなものやらが
出てそうだから
すごい体力つきそう!
このスープを作った時は
我が家ではご飯をちょっと入れて
Reissuppe [ライスズッペ]
にして食べたりもします。
そして残ったスープは
翌日または翌々日に
別のお料理にして食べます。
何のお料理にして食べるかはまた後日!
簡単でおいしいからぜひ作ってみて。
今日もお読みくださりありがとうございました。
ではまた次回!チャオ〜!