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太閤クリニック

TAIKOH neurosurgical service

2021年片頭痛の革命が起こリました。抗CGRP抗体系の三種類の薬が保険診療が可能になりました。まさに2021年は片頭痛元年と位置づけてもいいのでは?と私は思っています。
下記にまとめます。

抗CGRP(受容体)抗体

これを使える患者さんの発作の頻度治療歴は厳密に定められております。使用する我々の資格も患者さんと同様に厳密に定められています。医師免許取得後2年間の初期研修後5年以上の頭痛を呈する疾患の診療経験を有している(脳外科医36年目だ。当然ある。)脳神経内科、脳神経外科、総合いずれかの専門医である。(脳神経外科専門医4441だ。)…
また三種類とも保険診療で一ヶ月3割負担で1万3千円から1万5千になります。特にエムガルディは初回のみ2本打つので負担は倍になります。
私も200人以上の患者さんに「新しい作用機序の薬が出たよ」と話をしているのですが受け取り方は

・「薬価が高いから今までの薬で我慢する」

・「薬価が高くても今の痛みが少しでも楽になるなら挑戦してみたい。」

最近後者が増えてきました。人生の質が変わります。

例えば旅行の予定が立てられる。おこさんと遊ぶ時間が増えた。人生の大きなイベント(受験 就職 結婚 離婚)前者が多いです。一ヶ月だけでも試してみませんか?効果は平均して月に半分以上片頭痛が減った方は約半分 75%減った方は約四分の一 頭痛がなくなった方が10%弱です。

とにかく相談しましょう。

生活上の工夫でつらさを軽減

  • 冷やすと効果的
    冷やすことにより拡がった血管が収縮し、痛みを鎮めることができます。薄手のジェルシートなどの冷却グッズを常備しておくと安心です。職場や外出先で困ったときは、冷たい缶ジュースを使うのもよいでしょう。逆に入浴やシャワーで温めると血管がさらに広がり悪化します。片頭痛の場合は温めてはいけません。
  • 頭痛の起こりやすい状況を避ける
    人混みに出かけたとき、ストレスがたまっているとき、逆に仕事のストレスから解放されたり、休日に寝坊をしたときなど、片頭痛の起こりやすさと生活の状況が関係付けられることがあります。
    また、チョコレートや赤ワイン、チーズなど特定の食べ物や飲み物が片頭痛の引き金になる場合もあります。因果関係がはっきりしている場合は、その状況を避けたり、注意をすることにより、頭痛の頻度を減らすことができます。
  • 頭痛に響く音や光への対策
    強い光が刺激になって片頭痛になる人の場合は、外出時に青系ではなく赤茶系のサングラスをかけると予防効果があると言われています。
    また、片頭痛が起こったときに音や光に過敏になる人は、暗くて静かなところで一眠りできれば理想的ですが、アイマスクや耳栓などで光や雑音をさえぎると楽になることもあります。

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