グッドウィルハンティング (1997) | たけこうは君に語りかける

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鑑賞した映画について素直に思うことを書いていきます

 

 

 

とてつもない才能があるっていうことはある意味幸せだし、ある意味不幸でもあるよな。

 

まずびっくりするのは脚本を書いたのが今や大スターのマットデイモンとベンアフレックっていうことだよ。そもそもライターとしてデビューしたの?えっしかもハーバード!?しかもアカデミー脚本賞取った!?

おいおいお前ら何者だよ。まさにロッキーを書いたシルベスタースタローンだな。

 

マサチューセッツ工科大学の教授でフィールズ賞受賞のランボー教授をさくっと追い抜くウィル君何者。

しかも読んだ本をページ番号まで完璧に記憶しているとか、神の子ウィルだな。

 

ベンアフレック演じるチャッキーはまさに良い悪友だな。良い悪友ってなんか分かりにくいけど。

「お前は宝くじの当たりくじを持っていて、それを換金することを恐れているんだ」はいいセリフだな。

だけど面接してくれた会社の人はまじ可哀想。

 

スカイラー役のミニードライバーは初めて見たとき

モブキャラにしか見えなかった!ごめん!

むしろ隣に座ってた女の子のほうがヒロインじゃね?みたいな。でもだんだんと可愛くなって

きた気がするよ。何気彼女もスーパーエリートだしな。

 

この映画ではロビンウイリアムズも見方によっては主役なんだよな。どうしても向き合えられない

妻の死を心に忍ばせながらウィルとカウンセリングをするけど、むしろ解きほぐされているのは

彼のこころだという。ほんと亡くなったの残念だよ。

 

1975年のワールドシリーズがいかに観なくちゃおかしいっていうのは例えば日本がワールドカップの

決勝に出るようなもんだな。それを蹴って奥さんを誘ったっていうんだからまじロマンチック。

 

ウィルが捨てられるのを恐れるが故に深い人間関係を築けないってのはなんか分かるな。

 

ロビンウイリアムズがウィルに「きみのせいじゃない」って言い続けるのは超名シーンだな。

例えば日本のドラマで同じことをしたとしても成立しないんだろうなあ。

むしろ吉幾三あたりが「おめのせいでねえ」って

言ってくれたほうが心に響くような。

 

エンディングも安易に就職しておしまいですじゃなくてよかった。そうなんだよなあスカイラーを

追いかけるのが正解だったんだよな。

 

まあ後に記憶を無くしたスーパーエージェントとして活躍するんだけどな。