アンブレイカブルキミーシュミット(2015) | たけこうは君に語りかける

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鑑賞した映画について素直に思うことを書いていきます

映画を観る前

 
・海外ドラマは小さい頃にフルハウスぐらいしか観てなかったので、Netflix加入をきっかけに何かいいドラマを探そうとしていた。
 
・出演者に知ってる人はいなかったけど、ジャンルがコメディであるということと、一度聞いたら忘れられないタイトル「アンブレイカブルキミーシュミット」に惹かれた。アンブレイカブルというとどうしてもブルースウィリスとサミュエルの方を思い出してしまう。

 

 

映画を観た後
 
・主演のエリーケンパーのハマり具合がすごい。15年間地下に監禁されていたための精神年齢の幼さが振る舞いや表情で分かりやすく表現しきっている。この人あってのこのシリーズといっても過言じゃない気がするんだよなあ。あとほんの数秒にも盛り込んでくる顔芸のレベルが高い。最初はどこか一歩引いたとこから彼女を見ている我々も、いつの間にか彼女を好きになってく。
シリーズ始めは現在の文化を知らないギャップがウケを誘っていたけど、だんだんと彼女のアンブレイカブル・ブレないタフな精神が柱になっていった気がする。
 
・タイタスバージェス演じるタイタスとキミーの相性の良さ。キミーのキャラが強烈な分常識人では演技負けしてしまうけれども、タイタスはがっぷり四つだ。本人はゲイだと公言してるらしいから、キャラにも違和感なく入っていけてるね。
 
・ジャッキーリン演じる富豪夫人のジャクリーンのポテンシャルの高さ。エピソードが進むにつれてこの人が一番面白くなっていくなあ。エピソードのメインになれば間違いなくその回は神回。
 
・ジョンハムいいなあ。ベイビードライバーでは元証券マンの強盗だったけど、こっちは教祖。終盤での法廷での聴衆の説得させっぷりはすごかったな。役の振り幅がすごい。ギターが似合うね。
・NHKではなかなか放送できないような作品であって、そういうとこに踏み込んでいけるネット配信事業独自制作コンテンツってのは倦怠感のあるテレビにメスを入れてるね。