今日テレビで欠陥住宅の特集をやっていました![]()
よくテレビでやる内容の物でしたが、家が傾いている、
外壁に亀裂がある、基礎に亀裂がある、内装のクロスが
破れている、雨漏りがある、クロスに変なシミが浮かび
あがってきた、頭痛がする
などが取り上げられていました
が、そのほとんどの原因は基礎の施工不良による地盤沈下
だと思います。
実際に基礎部分を掘って厚さなどを調べていましたが、建築
基準法の基準に満たない基礎でした![]()
通常の役所の検査は中間検査と完了検査の2回しかありません。
ですので、基礎の鉄筋の太さや位置、埋めてしまった部分の基礎
などは「建築確認どうりに施工しているだろう」としか判断しようが
ありません。
今は住宅品質確保促進法により、家の傾きや雨漏りなどの基本
構造部分に関しては最低10年の保証を義務付けられていますので
万が一家が傾いたなどの問題が発生した場合は直してくれるの
ですが、実際は業者が認めなかったりすると裁判になって時間が
掛かってしまいます。
ですので、やっぱり施工の段階でしっかりチェックをして、ちゃんと
した施工をするのが一番です。
当社では役所の検査以外に日本住宅保証検査機構(通称JIO) に
よる第3者機関の住宅検査を受けています。
スウェーデン式サウンディング試験の地盤調査を含めると計5回の
検査があり、その報告書は施主に渡されます。
その検査の内容は、、、
地盤検査
基礎配筋検査
構造体検査
完了検査
今回の欠陥住宅の主な原因だった地盤沈下も、きちんと地盤調査
をして、その調査に基づいた基礎の施工がされていれば、問題が
無かったと思います。
姉歯建築士の構造偽装問題以降、役所の検査も厳しくなり、法律も
変わろうとしていますが、しっかりとした施工が必要です。
なんだか今日は、話がかたくなってしまいました![]()




