2月のこと、ちぃさんと北千住のイタリアン、『La ZAPPA』で過ごす楽しい夜の続き。
前菜だけでもうかなりお腹はいっぱい。
届いたパスタを見て、ちぃさんは絶句。
今夜のシェフのオススメパスタは、ラム肉とパープルほうれん草のアーリオオーリオ。
二人に取り分けてもこんなに量がある。
ラム肉もたっぷりで美味いが、本当にもうお腹がいっぱいになる。
飲んでいるワインは、イタリア、エミリア・ロマーニャ州のモンテリーベロ、トレッビアーノ・デル・ルビコーネ、2023年の2杯目。
ここはサービスが気持ちよく、何かをお願いすると笑顔で直ぐに応じてくれる。
「ここのお嬢さんの接客は気持ちが良いね」と、私。
「本当ね、二人とも笑顔が可愛い」と、ちぃさん。
「二人? 一人じゃないの」と、私。
「二人のお嬢さんが代わるがわる来てくれてるわよ」と、ちぃさん。
「二人の見分けがつかない。一人だと思ってた」と、私。
若い女性の見分けがつかない=興味が無くなるのは老化現象以外の何物でもないと、かなりショック。
その後はお二人を慎重に観察したが、やはり二人は似ている。
足立市場より、鮮魚のアクアパッツァ。
今日の魚は真鯛。
アクアパッツァは量が控えめでほっとする。
スープが美味い。
トレッビアーノと共に味わう。
肉料理には赤ワイン。
トレッビアーノと同じく、モンテ物産のオリジナル・ブランド。
イタリア、エミリア・ロマーニャ州のモンテリーベロ、サンジョヴェーゼ・デル・ルビコーネ、2023年。
これもマグナムボトル。
スペイン産赤豚肩ロースのロースト。
スペインの赤豚は純粋デュロック豚のことで、生産量が少ない希少高級豚。
この焼き色はとても豚肉に思えない。
ジューシーで旨味が強く、オレイン酸含有量も豊富。
サンジョヴェーゼのあとは、再びスプマンテ。
ピエモンテ州のジャコモ・スペローネが造る、スペローネ、スプマンテ、キュヴェ・ブリュット。
ドルチェは、フランボワーズのソルベ。
スプマンテととても良く合う。
私は魚も肉も何とか完食したが、ちぃさんはもう無理と言うことでどちらも多くを残してしまった。
『La ZAPPA』の料理のヴォリュームは恐るべき。
重くなったお腹を抱えて店をあとにする。
今度ここに来るときはランチを抜いた方が良さそうだ。
毎日通り飲食店街には、狭い路地に多くの飲食店が並ぶ。
来るときは宿場町通り側から入ったが、帰りは駅側のミルディス通りに抜ける。
北千住駅に出ると、帰途に就く。
今夜も食べ過ぎ飲み過ぎとなってしまった。
ちぃさんと過ごす、北千住の楽しい夜でした。