昨年8月のこと、ちぃさんと丸の内のフレンチ、『エリックス バイ エリック・トロション』で過ごす、素敵なシャンパーニュ・ディナーの続き。
ここは、フランスの人間国宝と称されるM.O.F.(国家最優秀職人賞)に輝くエリック・トロション氏の名を冠するお店。
ヴィアンドは、鴨胸肉、ヤングコーン、グリーンペッパー。
マグレ鴨は大好物。
大きな胸肉には旨みが凝縮されている。
ソースは、フォン・ド・ヴォーに生クリームとグリーンペッパーを加えたもの。
ヤングコーンは柔らかく甘みがあり、髭まで美味い。
鴨に合わせて飲んでいるワインは、ボルドー、クリュ・ラ・マクリーヌ、2020年。
重厚でアルコール度数も高いクリュ・ラ・マクリーヌは、鴨には少し重過ぎた。
それでも鴨もワインも美味しいので楽しくどんどん食べ進む。
ヴィアンドのあとは楽しいデセールの時間。
今夜は盛りだくさん。
プリン。
桃のコンポートとバニラアイス。
生チョコ。
無花果のコンポートと生クリーム。
スイーツが苦手なちぃさんからデセールの残りが届く。
今夜はプリンしか食べていない。
どうやらお腹がいっぱいでフルーツもチョコレートも無理のようだ。
お陰で私は大好きなスイーツをいっぱい食べることが出来る。
食後の〆は再びシャンパーニュ、ラリエ、リフレクション、R.020、ブリュット。
「今夜の食事もシャンパーニュも素晴らしかったね」の乾杯。
窓の外を見ると、稲光と共に激しい雨。
このビルが地下鉄直結で良かった。
大塚店長に見送られ、満腹満足で店をあとにする。
2024年5月まではここにいた木彫りのシマウマを撮影したが、6月に新しいお店に変わり、もうシマウマに会えないと思うと寂しい。
この新しいお店、『ブルディガラ』では素晴らしいワイン会が開催される予定で、参加するのが楽しみだ。
帰りはエレベーターを使わずにエスカレーターを乗り継いで地下に下る。
『ポワン・エ・リーニュ』は大好きなブーランジュリー・レストラン。
ここにもまた来なければだ。
今夜は早い時間から食事をしたので、ゆっくり食事を楽しんだあとでも「新丸ビル」地下の人出は多い。
ちぃさんと過ごす、丸の内の素敵な夜でした。
ところで、これが今回飲んだ三本のシャンパーニュとニュージーランドのスパークリングワインのミュズレ。
実はここのところシャンパーニュばかり飲んでいるのでミュズレの数が増え、収拾がつかなくなっている。