今年も恒例の高知旅行、土佐の日曜朝市 7 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

今日は、セント バレンタインズ デー、ということは、亡き父の誕生日。

今夜はカルヴァドスをお供にチョコレートを食べて、亡き父を偲びたいと思います。

 

昨年7月のこと、恒例の高知旅行の続き。

メンバーは、しづちゃんと私。

 

二日目の朝は早起きし、お城下追手筋で開催されている朝市へ。

土佐の朝市は元禄3年(1690年)以来330年以上の歴史を持つ。

日曜市は午前6時から午後3時頃まで、約1㎞に約300店が軒を連ねる。

朝7時だというのに強い日差しがじりじりと照り付け、蝉の大合唱が頭の上に降りかかる。

ここのところのあまりの暑さに、出店数が減っているのだそうだ。

 

まず立ち寄ったのは、ここ。

美味しそうな寿司やおはぎが並ぶ。

 

これが今日の朝ご飯。

右が茗荷寿司、左がりゅうきゅう寿司。

りゅうきゅうは朝市でも販売されている、高知で定番の野菜。

 

サボテンやハーブの苗を売るお店もある。

 

花屋さんで、珍しい切り花を見付けた。

ショウガ科ホザキアヤメ属の、フクジンソウ(福神草)で、原産地はインド東部から東南アジア。

こんな熱帯植物が美しく咲いているのは、流石、南国土佐。

と言っても、冬は温室栽培かもしれないが。

 

とにかく野菜が安い。

右上の緑の細長い野菜は、ささげ。

名札には”ふろ”と書かれている。

 

左はハナニラ。

右がりゅうきゅう。

りゅうきゅうとは、サトイモ科のハスイモの葉と茎が繋がる葉柄部分のこと。

ハスイモの芋は小さくて食用とはならず、この茎の部分だけが食用とされる。

まだ記事をアップしていないが、昨年10月にホーチミンを訪問した時、市場で売られていた。

 

かなり歩いたが、まだまだ先に続いている。

人出も増えてきた。

 

お餅屋さんの餅が美味しそう。

 

桜餅を購入。

 

しづちゃんと一つずつ分けて食べる。

上品なこしあんで美味い。

 

新生姜が綺麗で安い。

野菜は重くて場所をとるので買わないと決めていたが、思わず購入。

 

しづちゃんが「食べるべき」という”いも天”のお店。

店の前には行列、そしてTVクルーも撮影に来ている。

 

サツマイモのフリットといった感じで、熱々でとても美味い。

 

客がどんどん増え、歩くのも大変なほど。

 

りゅうきゅうを切断せずにそのままの大きさで販売しているお店を見つけた。

お店の方によると、これは小さい方で最盛期にはこの倍の太さがあるのだそうだ。

真ん中は皮を剝いて輪切りにしたりゅうきゅう、右はそれを塩もみにしたもの。

 

干物のお店もある。

干物にしてあれば、朝から30℃を超える気温でも大丈夫なようだ。

 

ひろめ市場の前まで来た。

今までは毎回ここで飲んでいるが、今回は寄る時間が無い。

 

夏の高知の風物詩は、アイスクリームではなくアイスクリン。

 

昔は刃物屋さんが何店もあったが、今はここだけのようだ。

土佐の刃物は有名で、私の包丁は日本橋木屋で揃えているが、昔、高知で買った柳葉と出刃も愛用している。

 

刀剣類の店もある。

一緒に氷菓子が売られているのが面白い。

 

朝市の終点は高知城。

朝食も買い物も済ませたので、ホテルに戻ってシャワーを浴び、次の目的地に移動することとする。

楽しい高知旅は続きます。