名護市の「オリオンハッピーパーク」で工場見学と試飲を終えると、一行は二手に分かれることに。
沖縄に何度も来られている、きゅーさん、茶目子さん、ユックさんの三人は、名護でランチを楽しみ、琉球ガラス工房でガラスの器作り体験の予定。
そして沖縄が初めてのちぃさんと私は、美ら海水族館に行くことにしていた。
タクシーで世冨慶(よふけ)バス停に戻り、バスを待つ間に周辺を散歩。
近くの公園に面白いシーサー像があった。
シーサーというより、顔の黒いマントヒヒに見える。
目の前には青い海が広がる。
沖合に浮かぶ船の形が変わっているので、倍率を上げて撮影。
何かの探査船のようだ。
今度は高速バスに乗車。
でも既に手前で高速道路を下りているので、一般道を50分ほど走ることになる。
バス停横のコンビニで酎ハイとチップスターを購入し、車内でちぃさんとプチ酒盛り。
このバスには飲み物のホルスターが付いていないので、チップスターを食べる時に缶は脚で挟んで保持。
飲んでいるのは、オリオン・チューハイ、ワッタ、雪塩シークヮーサー、7。
アルコール度数は7%。
12時過ぎに海洋博公園に到着。
美ら海水族館の入場券はここで買うより空港の「うみちゅらら」で買う方が安いので、早めに沖縄に到着したユックさんが私たちの分を購入しておいてくれた。
海洋博公園はとても広いが、ここでの滞在可能時間は三時間。
那覇まで高速バスで二時間余りかかるので、15時過ぎのバスに乗らなければ、那覇で皆さんと合流しての夕食に間に合わないのだ。
まずは美ら海水族館に急いで向かう。
この前では記念写真撮影の長い列。
私達には待つ余裕が無いので、可愛いカップルの写真をパチリ。
彼女は嬉しそうだが、彼は何故か顔を伏せて顔が写らないようにしている。
向かった先は、「黒潮の海」大水槽の傍で食事が出来る、『カフェ オーシャンブルー』。
水槽に面したテーブルは人気があり、受付順の空席待ち。
40分待ちということなので、諦めて水槽から離れたテーブルを選択。
ところが5分ほどあとに、係の人が私を探して来てくれ、「テーブルが急に空きました」と言って、特等席に案内してくれた。
目の前をジンベエザメやマンタが泳いで通り過ぎる。
このテーブルは30分縛りなのだが、「ちょっと長めにしておきました」と、係の方がにっこり。
テーブルに置かれた紙を見ると、終了時間は50分後となっている。
料理を買いに行ってくれたちぃさんも到着し、このテーブルを喜んでくれた。
オリオンビールで乾杯。
そしてジンベエザメにも乾杯。
目の前で見るジンベエザメは迫力満点。
『カフェ オーシャンブルー』で食べることができる料理の種類は残念ながら少ない。
これはタコライス。
ラフテーライス。
どちらの料理もライスの量がとても多い。
ビールのお供には、オニオンリング。
マンタが来ると、テーブルが暗くなる。
その大きさは圧巻。
ジンベエザメは定期的に窓の外に現れるが、水面近くを遊泳するので見えるのはお腹側。
あのドットの模様を見たいので、もっと底まで潜ってきてもらいたいと思う。
エイは窓のすぐ外にへばりついて食事をする私達を見ている。
やっとジンベエザメが私たちの目の位置まで下りてきてくれた。
目の前に来ると、大きすぎて全身はとてもカメラに納まらない。
このあと目の前でジンベエザメが尻尾を大きく揺さぶった途端、大変なハプニングが。
なんと、ジンベエザメが大きな排出物をボコッと振り撒いたのだ。
最初はあっけに取られて撮影を忘れ、しばらくたってから急いで撮影。
排出物は細かく拡散し、ブルーの綺麗な海水が濁ってしまった。
ちぃさんと過ごす、美ら海水族館の楽しい午後は続きます。