メキシコのモンテレーからアメリカのダラスに戻る便がキャンセルとなった。
モンテレーは良い天気なのだが、ダラス地方は大雨とのこと。
アメリカン航空のカウンターで他のルートを探してもらい、何とか今日の最終目的地のアラバマに行く便を予約した。
新しい便はサン・アントニオ行きのアエロ・メヒコ航空で、搭乗まで長い待ち時間が出来てしまった。
そこで、昼からビールで一人乾杯。
選んだビールは、ネグラ・モデロ。
とても強いダーク・ビアである。
メニューから野菜を選ぶと、大きなボールに山盛りのサラダが運ばれてきた。
トマトとフンギを中心に組み立てたので、とても美味い。
モンテレーはこんなに快晴。
でも、この先に再び大変な旅が待ち受けていたのです。
ターミナルの案内にも、英語と並んでスペイン語が書かれている。
周りを行き交う人は全てメキシコ人で、ことばもスペイン語。
とは言え、乗継便がユナイテッド航空だったので、幸いなことにラウンジを利用することができる。
カリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨンを飲みながら、ネットで日本のニュースを検索する。
それにしても、このワインの注ぎ方は大胆。
ラウンジ内はワインも無料なのだが、カウンターのスタッフに先にチップを渡して注文したのが良かったのかもしれない。
初めての空港であり、きっと二度と来ることはないので、サン・アントニオの名前が入ったTシャツを購入。
世界中の行った街のTシャツやトレーナを集めているので、今では膨大な量になってしまっている。
外は大雨。
乗り継ぎ時間は30分しか残っていないので、次の便のターミナルまでまたまた走る。
ところが、やっと搭乗ゲートに息を切らせて到着すると、悪天候のため出発時間未定とのこと。
出発ロビーの椅子でうとうとしていると、急に最終搭乗案内が始まり、慌てて変更となったゲートまでまた走る。
席は、一番前。
コックピットのドアが開いているので、パイロットとも会話できる。
便のキャンセルやディレイで精神的にくたくたに疲れているのだが、パイロットやフライト・アテンダントの明るい笑顔で少し救われた気になる。
何時になるかわからないが、ともかく最終目的地のアラバマ州、モビールに行けるとわかっただけで気が休まる。
スマホで、モビール空港での迎えの車に到着時間の変更をメールし、眠りに就く。
大変な旅の続きは、また明日。