ブバネシュワルのホテル | ワインは素敵な恋の道しるべ

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白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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オディッシャ州の州都、ブバネシュワルに着いた。


ブバネシュワルと言えば、寺院の都市として有名。


アショカ王がこの地との戦で大殺戮を行い、後に仏教に帰依してこの地に多くの寺院を建立したのが由来だそうだ。


ホテルに着くと、大きなガネーシャの像が迎えてくれる。










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このガネーシャは先に紹介したホテルのものと違い、ちゃんと腕が四本あり、片方の牙が折れている。


それにしても、大きく手の込んだ像である。


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このホテルには、至る所に人物像が立っている。


そのすべてが女性の立像で、顔が柔和で豊満なボディをしている。


大きさは1mちょっと位だが、存在感がある。
















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この像も同じ顔かたちで、同じく豊満な身体をしている。


この姿は、この地方の女性の理想像なのかもしれない。


この二つの像は、ホテルの玄関の外側の左右に配置されており、最初に客を迎えてくれるのだ。









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この像は建物の中、ロビーの奥に置かれている。


どの像も個性的で、思わず目が向いてしまう。














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ホテルの車寄せの横に、裏庭に続く回廊があった。


回廊の先には明るい光が。


その光に導かれるように、回廊を進む。



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その先に現れたのは、ガネーシャ。


美しく飾られた台座の上に鎮座している。




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周囲を見回すと、プールに植栽。


この植木の置き方は、プールを利用しないようにとの意思表示のように見える。



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裏庭には、多くの植木や植栽があり、花々が咲き乱れている。


インドは何時訪れても花が咲いている。


この花は色鮮やかで肉感的で、いかにもインドらしい。


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可憐で清楚な花も見つけた。


他の花がゴージャスなので、こんなシンプルな花にかえって新鮮な美しさを感じる。



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この黄色の花も美しい。


これが大きな樹の一面に咲いていると、かなり豪華。




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この白い花は、先のピンクの色違い。


それにしても、花の種類を数えているといくら時間があっても足りないくらいだ。



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この花は他の花とは雰囲気が違って面白い。


そんなに大きな庭ではないが、ちょっとした茂みに新たな花を見付けるのは楽しい作業だ。




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新たな花を見付けたと思ったら、茂みの中から現れたのはこの母子像。


多くの立像の中でも、一番現実的で心惹かれる像である。


からまる蔦をちょっとだけ横にどかせて写真撮影。


色々な発見があって楽しい、オデッシャ州の田舎のホテルでした。