ここで赤をテイスティングする。
今夜の赤は、ブルゴーニュのジャン・ミッシェル・ゴヌーが造る、ヴォルネイ・プルミエ・クリュ、クロ・ド・シェーヌ、1997年。
伝統的な手法で、長期熟成型の昔ながらのブルゴーニュを造るドメーヌ。
96年もあったが、ソムリエのお薦めは97年。
96年は、まだ固いとのことだ。
最初はタンニンの強さが際立ったが、時間と共に角が取れ、ふくよかな熟成感が顔を出す。
さすがジャン・ミッシェル・ゴヌー、二人が好きな伝統的ブルゴーニュである。
低温調理のため、火は通っているが、身はまるで生のようにプリプリで美味い。
美味しいのだが、もうかなりお腹はいっぱい。
横から見るととても大きい。
中を覗き込むと、こんな感じのカルバドス・ケーキが入っている。
チョコレートにマカロンが美味しそう。
うん、これも美味い。
綺麗だが、お腹はもういっぱい。
結局、部屋でつまめるようパックしてもらい、お持ち帰り。
このまま部屋に戻り、温泉に入って寝ることが出来るのが嬉しい。
彼女と過ごす、『オー・ミラドー』での素敵な夜でした。