8月の平日の第三部 18時開演

席は、1階2列29番。花道は遠いけれど、前から2列目!一週間前に取ったチケットで良い席が空いていて良かったニコニコ

中村勘九郎や七之助が出ている第一部や二部と迷ったけれど、宙乗りに惹かれてこの第三部にした。

 

結果、大正解。新作歌舞伎で、まるでミュージカルを見ているようだったびっくり。事前にあらすじを読んだ時は、複雑そうで人の名前も中国風なのであまり頭に入らなかったが、始まってみるとキャラクター設定もはっきりしていて、とても分かりやすい内容だった。

主役の林沖、中村隼人は後半どんどんかっこよくなっていく。でも一番良かったのは、中村壱太郎のお夜叉。かわいらしいけど、きっぷの良い女性を演じている。市川中車は、梁山泊軍のボス役で、なんとなくドラマの雰囲気とかぶるところも。期待していた、隼人の宙乗りは竜の乗り物に乗って吊られて移動する形で、迫力はあまりなかった。

 

途中、歌があったり、立ち回りのシーンも多く、単純に楽しめるシーンが多い。登場人物が多いので、勢ぞろいして舞台に立った姿はなんとも圧巻。

 

伝統的な演目だと眠くなってしまうことも多いので、自分はこういう歌舞伎が合うんだというのが分かって良かったニヤリ