2日目は、3:30起床。朝食の鮭定食を食べた後、ご来光。この日も快晴で、きれいな日の出が見られた。考えてみると日の出を見たのは人生初めてかもしれない。初日の出を見に行くこともなかったので、雲の中から太陽が出てくるってこんな風なんだ、改めて知る。

 

2日目の行程はきつくて、まず、8合目の白雲荘まで登る。滑り落ちるような砂利道や、2週間くらい雨が降っていないとのことで砂埃、そして、気温も高め。白雲荘でいらない荷物を下ろすが、化粧品を抜いたくらいで、あまりリュックの重さは変わらない。そこから約3時間で山頂に。この後半が特にきつい。岩場や、永遠に続くような坂道。最後は、ガイドさんの声かけも厳しめになる。最後は気力で登った。私は、あと〇分とか、〇メートルとか言われるよりも、とにかく足元を見て、永遠に登り続けるくらいの我慢強さで歩く方が気持ちが続いた。なので、ガイドさんの、あと〇分ですよ~の声はできるだけ聞き流すことにした。

 

ようやく山頂について感動を覚えたのは一瞬で、相変わらずスケジュールが詰まっている。すぐ軽食、休憩。そして約90分のお鉢巡り。思ったより、高低さがあって、剣が峰に登る坂が砂地でかなり大変プンプン。天気が良く、頂上でも19度くらいだったとのことで、長袖Tシャツ一枚で歩けた。火口もきれいに見えて、こんなにきれいに見えることは滅多にないらしい。

 

下山開始は15時頃。17時頃には白雲荘に到着。すぐに、夕食(カレー)。

白雲荘は、前日よりも寝床のスペースが広く、隣との仕切りのカーテンがある。荷物の整理もヘッドライトの明かりでやれるのが嬉しい。

 

ガイドさんは、2日目は疲れてすぐに眠れると言っていたが、全くそんなことはなく、夜も人の出入りがあったりで、なかなか寝付けず、ほぼぼんやり覚醒したまま朝になる。夜に一度トイレに起きて、この日は星があまり見られず残念。下の夜景はきれいに見えた。