7月上旬の平日、目黒駅近くの東京都庭園美術館でやっている、フィンランド・グラスアート展に行ってみた。
庭園美術館は名前はよく聞くけど、今回は初めて。目黒駅からこんなに近いところにあったとは知らなかった。
庭園内に入るのは、美術館の入場料を払わないとならないので、人も少ない。
時期的に花はほとんど咲いていなかったが、緑が多くて、ずいぶん敷地は広い。都会の喧騒を忘れて・・といきたいところだが、周りは交通量が多いので、車の音がかなりうるさい。
美術館は、旧浅香邸ということで、作品もそうだが、お部屋自体も鑑賞の対象になっている。
朝香宮家のご夫妻はフランスで2年くらい過ごされたという事で、このお屋敷もその影響があるとのこと。
香水塔なんて素敵な名前の噴水が家の中にある。
外観は、質素でホテルのようなな造りだが、中はアールデコ調ということで、各部屋は壁紙や家具がそれぞれの部屋で違って見ていて楽しい。妃殿下居間や、姫宮居間など、その名前だけでもワクワクする。個人のお部屋それぞれはこじんまりしている。当時の素材が残っている部屋もある。
グラスアートの方は正直、ふ~んという感じでさらっと見た。きれいだけど、あまり心には残らなかった。本当はお部屋をもっと見たいのに、展示があって、隅々まで見られないところがあるのが少し残念。
美術館カフェはお庭が見えるところにあるけれど、思ったより狭くてその時もほぼ満席であまりゆっくりできる感じではなかったので入らなかった。お花の時期に庭園をお散歩してみたい。