午前中は、女川港付近を語り部の女性と共に散策。震災の時は一帯が津波に襲われて、今の建物は全部その後立て直されたもの。当時の中学生達が残した石碑がある。書かれているメッセージはとても正直で心を打つ言葉です。流された交番は今もそのままモニュメントのように置かれている。今はきれいに整備されて、津波があった事なんて想像もできないけれど、実際に起こったことを改めて知ることで、やっぱり来て良かったと思う。

 

 

女川港から船で40分で、金華山 黄金山神社。呼ばれないと来られない場所とのことですキョロキョロ。3年続けてお参りすると一生お金に困らない言い伝えがあるようです。船は一日一便しかなくて、滞在時間は1.5時間くらい。神社に行くまでの坂がきつい!上りは15分くらいかかったかな。もうゼイゼイ息が上がりました笑い泣き。ご祈祷はやはり金運の神様の為か企業の名前でお参りされている方もいらっしゃって、一人若い女性がとても熱心にお辞儀してお参りしていたのが印象的でした。ご祈祷して頂いたら、時間もかなり経ってしまって、残り時間、急ぎ足で本殿など参拝。

歩いていると鹿さん達が途中むらがってきてちょっと怖いえー。神社自体はあまり鑑賞する時間がなかったですが、上からの景色はとてもきれいでした。その日は天気も良くて、そこは宿坊もあるようなので、いつかまた来る時があればこの島で一泊も良いかも。船の中で、その運航会社の方がいろいろお話してくれました。震災前は、年間10万人来ていたのは、今は1万人くらいに減ってしまったこと、神社のスタッフも今は10人くらいでやっていて、一度入ると3週間くらい滞在して、交代で回していること。島は水道が通っていなくて、水は湧き水や雨水を使っている。島のものを持ち出してはいけないこと(たとえ落ち葉でも)。お話して頂いた方は地震の時ちょうど船に乗っていて、沖に出て津波をやり過ごしたことなど。神社参拝よりもそういうお話や、島からの景色がとても印象的な時間でした。

 

女川港で買った、高政のかまぼこはとっても美味でしたニコニコ