うずまき朝の勤行と護摩うずまき

二日目は、6:30に朝の勤行。 薄暗いお堂ではろうそくの明かりで神秘的な雰囲気、朝の冷たい空気でピリリとする。ゲストの横にはストーブが置いてある。女性のお坊さんも一人いる。大きな声でお経をリードするのは脇に座っている若いお坊さん。おごそかな雰囲気。ゲストも一人ずつお焼香。

 

30分くらいで、次は隣の毘沙門堂で護摩祈祷。 これが今回の旅でいちばんよかった。火の前で儀式をやるお坊さんは、どちらかと言うとモゴモゴした感じでお経を唱えていて、少し離れたところで別のお坊さんが朗々とした声で太鼓に合わせてお経を読む。音楽のようで、お経のラップみたい。太鼓をたたきながら、言葉を唱える、ってセンスがいる作業だと思うけど、やっぱり得意な人がやるのかな。火の前では何個かの器や火箸みたいなものを操る動きが面白い。順番とかあるんだろうな、覚えるの大変だろうな、とかいろいろ考える。火の勢いもだんだん強くなって、最後には小さくなる。時間配分の中で火も操るって大変そう。願いことを書いた木の短冊も火に焙られる。 ほかのお寺の護摩も見てみたくなった。儀式は30分くらいで終わり、部屋に戻って朝食。

 

朝食は、かなり簡素。品数も少なめ。

 

うずまき昼間の奥の院うずまき

チェックアウトして、奥の院へ。昨夜、ナイトツアーで歩いたけど、あらためていろんな墓標を確認しながら歩く。10:30にはお大師様の御膳が運ばれる儀式があるのでそれまで上に行かなくては。弘法大師が瞑想していると言われるお堂だが、800年代から本当に誰も開けていないのかな。昨夜のお坊さんの話だとそこに入られてから90年後に一人の僧侶が中に入って、まだお大師様がいらっしゃるのを確認したそうな。それからは誰も開けていないそうだ。でも、好奇心の強い人とか絶対いると思うし、忍び込もうと思えばできてしまうのでは?なんて考えてしまう。でも結局、まだいらっしゃるかどうかというのはあまり問題でないのかもしれない。

そうこうしているうちに御膳の時間に。お神輿のようなものをお坊さん二人がかついで運ぶ。先導しているお坊さんが、「お大師様の御膳が通るので、道を空けてください」と強めの口調で言いながら歩いていく。みんな知らないんだから、もう少していねいに言っても良いんでは?と思ってしまった。お供えする場所は離れていたので、何が入っていたのは見えなかった。 帰りは、企業の供養塔を見ながら帰る。UCCコーヒーはカップ型の碑だったり、ヤクルトがヤクルトの形していたり面白い。企業の供養塔は事故などで亡くなった方のためのもの。

 

うずまきお昼の精進料理うずまき

ランチは遍照尊院での精進料理を予約していた。3300円。ちょっと高めだったけどクーポンがあったのでお得にできた。席は窓辺で外を見ながら食べられる席。紅葉しているもみじも見えて風情がある。隣は仕切りがあるので落ち着いて食べられた。宿坊でのおかずは冷めていたけれど、ここは出来立てを運んでくれるので温かいまま食べることができて良かった。味もとてもおいしい。実はまだお腹がそこまで空いていなくて、朝のご飯(お米)お代わりしなければよかったと後悔チーン。精進料理って、お肉に見えるけど実は違う、みたいな料理もあるのかと思ったら、そういうのはなくて、普通に野菜や豆腐中心のおかず。でも、そういうもの大好きなのでほんとにおいしかったニコニコ

 

うずまき壇上伽藍うずまき

食後にはもう一つの見どころ、壇上伽藍。いくつかのお堂が集まっていて、正直、奥の院の印象が強すぎて、こっちはそれほどでもなかった。ひとつひとつのお堂はそこまで大きくない割に、入場料500円で、私もそうだけど、ためらっている人も多かった。そして、入場料も箱があってそこに自分で入れるようになっているので、黙って入ろうと思えば入れちゃう。お寺だし、もちろんしなかったけど。手元には2016年のガイドあって、そこには入場料200円とあったのに、4年で倍以上?!金堂だけ見て、あとはいいかな、と思って外からみただけ。大きな鐘があり、いる間にお坊さんが突くところも見られた。かなり大きいので突くのも大変そう。

六角経蔵は、建物の周りに取っ手があって、それを回すことができる。やってみたかったけど、一人でやって回らないと恥ずかしいからやらなかったキョロキョロ。ほんとはやってみたかったけど、一人だとこういうときちょっと不便ぶー

 

時間が少し余ったので、霊宝館の展示を観に行く。仏像などの展示と、天皇家の和歌(歌会始)を年代を追って、写真と一緒に紹介する展示もある。淡々と見ていく。コロナ対策で、スリッパが使えず、靴下で歩くんだが、床が冷たくて、最後は冷たさに耐えられず早々に切り上げる。スリッパを使わないことがコロナ対策になるんだろうか疑問。

 

14:30頃にはバスに乗って、大阪に移動。極楽橋からの電車は車両が少なく、この日は金曜だったせいか、乗客も多く、座りきれない人もいた。私は運よく、高野山の山内からの臨時バスに乗れて、先に電車まで着いたので、座れて良かった。帰りの景色もきれいだったはずだけど疲れて眠りこけてしまったチーン