"For me, that one shot brought all the pieces together."
"brought" は"bring"の過去形 「持ってくる」の意味から派生して、この本文のように「もたらす」という意味でも頻繁に使用します。
"bring~together" という形で「~を結ぶ」「~をまとめる」
よってこのタイガーの言葉の意味は:
「私にとってこの一打は(これまで行ってきた)全ての集大成だったのです。」
スポーツには怪我が付き物。怪物タイガーウッズもやはり人の子。怪我からスランプに陥り、そこからの復活劇はご存知の通り。
人は言う。「ブッチのアドバイスのせいだ」「筋力トレーニングの怠りだ」「USPGAがタイガー潰しにかかっているからだ」「いや、最近遊びすぎなんだよ」
人生も同じ。調子が悪いと人はどんなことでも言う。でも一旦調子に乗ると、今まで一度も会ったこともないような人がやってきて、自分はあなたの親戚だと言う。
タイガーも色々なことを言われて、さぞ辛かったことだろう。
そんなこと全てを肥やしとして飛躍する人間、それで潰されてしまう人間。彼の強さはそんなところにも見え隠れするもの。
タイガーの真意をより分かりやすくするためになるべく直訳に近い形で訳しております。第一回目から今回分まで通すとこのようになります。
「あたなと私は大きな共通項目があります。それは我々はゴルフを上達させることを考えることに多くの時間を費やす、ということです。私は皆さんより少し高いレベルでプレイしているかもしれません。でもそれは皆さんが今のレベルから、さらに上達できるレベルとの間により多くのスペースがあるという意味にしか過ぎないのです。私が思うに、ゴルフはおそらくどのスポーツよりも目標がはっきりと定まっているスポーツだと思います。そしてゴルファーは毎回ラウンドするたびにその日のスコアを見て今のレベルを判断するのです。何もしないことは容易いことなのです。でも更に上を目指すなら変わる必要があります。信じてください。一度目は1997年、そして二度目は2004年に私がスイングの大改造を行ったときには、様々なところから色々な批判を受けました。善意だったのですが友人達からも批判を受けました。しかし私の哲学は単純なものなのです。もし何もしなければ追い越されてしまう、というものです。
あなたのゴルフを変えるには、しっかりした方向性と強い意志が必要です。私は何かを求めるときは、それに対して一生懸命になれ、という育てられ方をしたのは幸運でした。私が最初のスイング改造をしていたとき、1つの動きだけを練習していたことを覚えています。それは常に腕を身体の前に保ちながらクラブをトップから半分まで振り下ろすことでした。それでボールを打つことなく1時間以上も練習しました。自分の腕が抜け落ちそうになっているように感じました。その年の後、私はフロリダのアイルワースCCで練習に励んでいました。そのとき突然自分のスイングに変化を感じたのです。私は考える必要なくそれを何度も繰り返すことができたのです。同じような驚くべきことが2004年末、南カリフォルニアのビッグキャニオンCCでボールを打っているときに起こったのです。私はスイングプレーンの改造に一生懸命に取り組んできていました。その半ばまできた時に、ややドローで完璧な弾道の球を打ったのです。私にとってこの一打は(これまで行ってきた)全ての集大成だったのです。」
私の英語学校(ブラウン語学研究所):
