自分が不妊クリニックに行くことになったのは、結婚から1年経った時のことだった。
自分も妻も子どもが欲しいと思っていたので、結婚してからすぐに妊活に励んだ。
排卵日をチェックし、その日にあわせて体調を整え、、、そんな日々が1年続いた。
しかし、待てど暮らせど、妊娠検査薬に線が出ることはなかった。
自分達が妊活に励む間にも、友達から次々と妊娠報告が集まってくる。
報告をくれた友人の中には、自分達より後に結婚した人もいた。
はじめは、
「そのうち自分達も、、、」
と気楽に構え、友達を祝福していたけれど、
やがて、
「自分達はもしかして不妊なのでは?」
との不安が頭をよぎるようになった。
そしていつしか、
友達からの妊娠報告も素直に喜べなくなっていた。。。
妻は不妊ブログを読み漁り、
「ごめん、私も不妊かも、、、」
とナイーブになっていた。
「1年経ったら不妊を疑ったほうがいい」
そう一般的に言われていることを妻から聞き、一度クリニックで検査することにした。
この当時、自分の知識では不妊は女性側にあるものだとばかり思っていた。
だから、
「原因が分かるなら早いほうがいいね」
「食生活とか運動とか、改善できるところは改善していこう」
なんてサポートする側の目線で、偉そうに妻に言葉をかけていた。
自分がその当事者になるなんてことは思いもよらずに、、、