私が愛読している「バビロン 大富豪の教え」に、お金持ちになる方法として最初に出てくるのが、「収入の1割を貯金する」

なのですが、これは仕事のモチベーションにもつながってくると思います。

 

 

お金が増え続けていくことが楽しみになったり、給与が入る度に、どんどん自分が豊かになっていく実感を得ることができます。

 

また、1割貯金していくと、お金を減らさないようにいろいろ考えたり、今あるお金をもっと有効に使ってあげるにはどうしたらいいだろうかって、考えるようになるのです。

 

私も最初は、財布にお金を貯めていたのですが、ついに財布に入りきらなくなったので、銀行口座に貯金を始めました。昔は10万円とか財布に入れてたら、落とさないか、無くさないかと不安になったものですが、今では、財布に何十万円入れててもプレッシャーを感じません。お金を持っていても恐れない、使わないという器量・忍耐力を養うことができました。

 

さらに貯金が溜まってくると貯めたお金を働かせる方法を考えるようになります。私の場合は、「儲けよう」と思うより、自分がお金だとしたら、どんなところに行きたいだろうって考えるようになりました。定期預金について調べていくと、環境保全のための定期預金や教育の為の定期預金があることを知りました。調べること自体も面白かったですし、そういうところに定期預金としてお金を預けておくことも自分が社会貢献をしている気持ちになり、自己重要観を上げてくれるって気づきました。

 

また、家賃や光熱費などの支出の中でも高い割合を占める部分を、カード払いにしてポイントを稼いでみることを思いついたり、車の保険を見直して7割くらい削減することができたり、今まで思いつかなかったことがポンポン浮かんでくるのです。

貯金を通じて、お金やモノと向き合う時間が増えていき、無駄な買い物が減り、次第に部屋まで綺麗になっていきました。

 

 

 

あと、これは自分にとっても教訓のようなものなのですが「貧すれば鈍する」という言葉があります。

どれだけ能力があってもお金に余裕が無くなると能力が発揮できなくなるということわざです。

5年でも10年でも働かなくても大丈夫なくらい貯金があれば、「クビになってもいいから自分の意志を伝えよう」って開き直ることができたり、上司に小言を言われたときも、「ぶっちゃけ、お前なんかより、オレの方がお金持ちだからw」って思うことができれば大して落ち込むことも少なくなります。

 

逆にお金に余裕がなければ、能力も落ち、判断も鈍るので仕事のパフォーマンスにも影響します。

更に、職を失ったときの生活費のこととかも心配になったりすると多少イヤな事があっても会社を辞められなくなり、社畜化されやすくなります。

 

 

 

仕事を楽しむため、自分を豊かにするため、そして自分や家族を守るためにも、これからも貯金をしていこうと思います。