房総半島一泊二日の旅② 安房鴨川~銚子 | ブロぽた旅行記

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イギリスの折りたたみ自転車BROMPTON(ブロンプトン)を相棒にいろんな所を旅します。

房総半島一周の旅 2日目

4:00頃に起床。
とりあえず多少痛みはあるものの筋肉痛などは問題なし。
お尻の痛みなどもそこまでひどくはなさそう。
のんびり朝のニュースを見ながら出発準備。

5:30出発!
フロントには誰もいなかったので前日話しておいた通り鍵を置いて、自動ドアを手動で開けてスタート!挨拶できずにスイマセン。

早朝の外房黒潮ラインは車も少なく道幅も広いので快適快適。すぐに「鴨川シーワールド」を発見。小学生くらいのときに来たなぁと懐かしくなりつつ通過。

にしても景色が最高過ぎる!

太陽に照らされた真っ直ぐ続く道。朝靄のかかった山々。

実に幻想的…
自転車だと、その土地の景色や空気をダイレクトに感じられるのでホントに楽しいです。

まぁこの快適な道も数キロでした。
行川(なめかわ)あたりはアップダウンも結構あって一気に汗びっしょりになってしまいました。やっぱり前日の疲労もあるようで太ももが重い。

しかもトンネルも多いから神経を使います。港町だからなのか朝も早くだんだんと車が増えてきました。まぁ反対車線の方が多く、自分の走っている側はそこまで車はいませんでしたが。歩行者用のトンネルがあったのでちょっと退避。

房総半島は全体的にトンネルが多いですね。しかも路肩も狭いし、場所によっては距離も長いという…房総半島を周ろうとしている方はお気を付けください。

7:00 勝浦到着!
勝浦と言えば朝市!という訳で少し見学してきました。

勝浦の朝市は400年以上続いており、日本三大朝市の一つだそうです。朝6:00頃から11:00頃まで開催されているとのことなので朝7時ですがお店がいくつか出ていました。

海産物や農産物などが売られており、串焼きなんかも売られていました。朝早い時間ですが観光客もチラホラ…野菜とかが土つきの状態で売られているんですが、これが安い!地元のスーパー価格がわかりませんが、どれも新鮮そうだしとても魅力的。自転車旅行中のため何も買いませんでしたが…

8:00 次の目的地:御宿(おんじゅく)到着。勝浦の隣なんですぐでしたね。ここでは月の沙漠記念像を見学。ついでにコンビニでドーナツとパンを補給。


砂浜にラクダに乗った王子と姫の像が置かれています。と言っても『月の沙漠』って正直なにも知らないんですよね…近くに記念館もあるんですが営業時間は9時から。
「日本の画家、詩人である加藤まさをの作品の一つ。作曲家の佐々木すぐるによって曲を付けられ、童謡として有名になった」(wiki抜粋)とのことです。まぁとりあえず別アングルで写真をもう一枚。

あとはひたすら北上し銚子を目指すのみ!ここまでは予定より早く、体調も問題なし!ちょっと国道を外れて違う道を行ってみようと岩和田海水浴場の方から進むことに…これが間違いでした…御宿の悪夢。

冷静に地図見てれば良かったんですが傾斜のキツイ山道だったんですよね。旅行後に改めて見てみるとこの旅一番の難所でした。水分補給するコンビニも自販機もなく汗は止まらない、坂道で前日の疲れがぶり返し足も重い…と地獄でした。途中で何度か押して歩き何とかクリア。上った分だけ勢いよく下り国道に復帰。まだ先は長いのにこんなに体力使って大丈夫だろうかと一抹の不安を覚えつつ再び北上。

しばらくすると『大原』の看板を発見。たしかこの辺りにサイクリングロードがあったはず…とスマホで検索。そしてナビを頼りに発見。「九十九里一宮大原自転車道線」です。

入口はここ?

他にサイクリングしている人が全くいなかったので不安に思いつつ自転車道をひた走ります。途中で道がよくわからなくなり住宅街へ。人も車もほとんどいなくて国道より全然楽。国道から一本外れた道路は自転車にとっては快適ですね。

国道より微妙に遠回りになっていますが、車に気を使って走るより快適な道を長く走ってる方が体力的にも精神的にも負担が少ないです。夷隅川を渡るには国道しかなさそうだったので再び国道へ。しばらくするとこんなものを発見。

『麻雀博物館』!?こんなものがあるとは…帰宅後に調べたら現在は休館中とのこと。自転車で回ってると写真には撮っていませんが発見や驚きがたくさんあります。何かを発見してはペダルを回しながら「なんだろ?あれ」とか「あんなのがあるのか」とか頭の中で考えるのが楽しかったりします。

10:00頃 ここらへんから県道30号線(九十九里ビーチライン)に突入。そして再び九十九里一宮大原自転車道線に入ります。

道路の右側にあるので多少違和感がありますが、結構綺麗でとても走りやすい。まぁ車道の方も走りやすいんですが、やっぱり自転車道だと安心感が違います。

だんだんと日が昇ってきたので気温もあがります。汗もだくだく。何度か日焼け止めを塗りなおしていますがどんどん流れてしまう。道中にいた馬も暑そうです…

沿道に花が植えてあったりと中々景色も良いです。ここらへんからロード乗りの方と何度かすれ違うようになってきました。みなさん車道側の方を走っていましたが…ここから先は自転車道ではあるけど隣が民家でほぼ歩道みたいな感じなんですよね。歩行者優先なのはサイクリングロードも一緒なんだけどココはホントに自転車道なのだろうか?

なんか一部歩道を「自転車道」として(無理やり?)整備したみたいですね。これも『太平洋岸自転車道』構想のためなんでしょうが。まぁ次回走ることがあったら素直に車道の方を走ろうかな…車道の方が道が綺麗だし…

時間も11時を過ぎて段々お腹が…まぁ朝5時半から走ってパンとドーナツしか食べてないので当たり前っちゃ当たり前ですが…どこかでご飯食べたいなぁ~と思っていると「道の駅」ならぬ「海の駅:九十九里」という場所を発見。去年オープンしたようで、結構…いや、かなり人が多かったです。平日なのに凄い。

駐車場も広く、サイクルラックもちゃんとあります。

日本で唯一の「青い丸型ポスト」

いわし資料館

いろいろありますが、今は何より「食事」!という訳で2階のフードコートへ。ここも人が多かった。ちょうどお昼時というのもあるんでしょうがほぼ満席。観光客だけではなくサラリーマンっぽい人たちもいたので結構地元の人も利用しているのかもしれません。

フードコートには3つのお店が入っており、それぞれ海鮮もの中心に売られています。ほとんどメニューも被っているんで、どのお店にするか悩む…というかどう差別化してるんだろ?とりあえず港食堂茂丸というお店の海鮮丼1500円、つみれ汁200円、鰯のゴマ漬け400円を注文。

これがホント最高に美味しかったです。海鮮丼はどれも新鮮で種類も多くボリューム十分。つみれ汁も柚子が効いててホロホロで心に沁みる。鰯のゴマ漬け(酢漬け)は九十九里の郷土料理のようです。ほんのりした酸味と生姜が疲れた体を回復させます。

ちょっと休憩しつつボチボチ出発しようと思っていると結構ロード乗りの方が来てました。こんな道が近所にあればなぁ~と思いつつ出発。

県道30号から1つ海よりの道に入りサイクリングロードとか無いかなぁと北上しているとウォータースライダーを発見。

『蓮沼ウォーターガーデン』という場所のようです。あぁ~思いっきり水浴びしたい。なんせ暑い、とにかく暑い。サイクリングロードで一気に銚子まで行きたい!という事で再度サイクリングロードを発見!

『飯岡九十九里自転車道』…ここが御宿の悪夢に続く自転車道の罠でした。海沿いだから風はあるけど景色はいいし最高だなぁ~と思っていると急にこんな道に…

一応自転車道は右側になるんですが…完全に砂に埋まってる…ハンドルを取られるというレベルではなくタイヤが埋まるレベルです。押して歩くのもキツイ…素直に引き返せば良かったんですが「どっかで横道に入って県道に戻るか」と考えたのが間違いでした。

砂で埋まった道から抜け出すために堤防の階段を荷物満載の自転車を担いで登り、やっとの思いで砂道を脱出。県道に戻れるかと思いきや今度は砂利道。しかも砂利が大きく尖った石もあるのでパンクの恐怖も…ここでも自転車に乗れず延々パンクに気をつけながら押して歩くことに。道には干上がったミミズだらけと地獄絵図。※写真は小さめに表示しておきます。

御宿に続いてここでも遠回りした上に余計に体力を使ってしまった…時間も大幅ロス。これは無事に銚子までたどり着けるんだろうか…

灼熱の中自転車を手押ししてやっとのことで県道に復帰。舗装道路の嬉しさに思わず写真をとってしまいました。そして体力もかなり失ったので甘いドリンクで補給。

今では全国販売されていますが、昔は千葉とか茨城あたりでしか売られていなかったそうです。小さいころから普通に飲んでいたので、東京に来たとき誰も知らなくて驚いた記憶があります。甘いもの好きな自分にとっては今でも好きな飲み物です。

もうサイクリングロードはこりごりだと県道30号:九十九里ビーチラインをひた走る。ここらへんで完全に体力が尽きました。時間は15時を過ぎてきて、出発から10時間以上経過。早く調子で温泉に入りたいけど一旦ここらへんで休憩するかと「潮騒ふれあい広場レストハウス」で小休止。

小休止と言ってもタオルを交換したり飲み物飲んだりトイレ行ったりってだけですが。20分ほど休息して再度出発!残りはあと少し!

飯岡から国道126号線に入ります。平坦区間は終わりココからはアップダウンの激しい道。すでに110キロ以上走ってヘトヘトな自分には最高にキツかった。息が完全にあがってしまい「はぁ…はぁ…」と呼吸も乱れます。少し上っては下り坂で休んで…の繰り返し。もうここらへんは自分との勝負と自問自答の区間になっているので写真とかを撮る余裕がありませんでした。

何度か「犬吠方面ではなくて傾斜も緩く数キロ近い銚子駅に向かおうかな」という悪魔の誘惑に負けず最後の力を振り絞って自転車を進めます。

そしてついにゴール地点『犬吠埼観光ホテル』到着!
16時頃だったかな?時間ももはやわかりません。

フロントの方に自転車置く場所がないか確認すると「中でいいですよ」とレンタサイクルとかが置いてある場所を貸してくれました。汗だくでボロボロの状態でスイマセン。親切にしてくださって感謝感謝。

さっそく潮の湯温泉で日帰り入浴(1000円)。いや~疲れが癒される。日焼け止めを塗っていたもののふくらはぎあたりが、かなり日焼けしてしまった…顔も結構痛いし…しっかりと汗を流した後は前にも行った銚子電鉄「犬吠駅」へ。

前にはなかった「ゴーストの館」とかいうのが出来てると興味をそそられつつ輪行の準備。

その後は銚子駅からJRに乗り換え帰宅。やっぱり疲れは相当なものだったらしく電車で何度も寝そうになりました。翌日は筋肉痛、翌々日は自転車の掃除。社会人になって初めての一泊二日の自転車旅行でしたが、最高に楽しい旅となりました。

走ってるときは地獄のような苦しみでも結局無事に帰宅すると「凄く楽しかった」になるんですよね。そして「また行きたい」と。次はどこに行こうかな。

(サイコンデータを消してしまったため詳細不明)
・走行距離:約133km
・平均時速:不明
・走行時間:10時間30分くらい