今回は「元町中華街駅~逗子駅」
本当は横須賀駅~鎌倉(観光)~藤沢駅を考えていたんですが、普段使っているのが西武池袋線なので横須賀だと乗換が面倒だったんですよね。結論から言うとこれが間違いでした…元町中華街から横須賀まで20キロちょいあって普通に鎌倉までも辿り着けず。いや、言い訳です…単純に体力が足りませんでした…まぁそれはさておき…
距離も結構ありそうなので早朝5:00に出発。

今回は先日購入したC-Bag投入です。
今の時期の日の出が6:50頃なのでまだ真っ暗。早朝の駅は雰囲気が違っていいですね。クーラーボックスを持った釣り人とか、スノボ抱えた女の子とか普段の駅とは客層も違い雰囲気も静かで大好きです。
ここから一度乗り換えて『元町・中華街駅』に到着。時間は7:00頃。

壁面もお洒落で大きな駅でした。きっと観光客含めて普段は利用客も多いんでしょうが朝早いせいもあり人はほとんどいませんでした。一番驚いたのは改札から出口までの距離!一番出口から出たんですが何十メートル歩かせるんだよってくらい長かったです。
出口の正面は中華街の門が…

中華街は大学時代だったかに1度行ったきりですね。この辺りも自転車で今度じっくり見てみようかな。とりえず自転車を展開しルート確認など準備を整える。そしていざ出発!
まずは早朝でお店が閉まって静かな中華街を抜けて横須賀街道(国道16号線)へ。時間帯のせいか車もそこまでいなかったので結構走りやすかったです。ローディーの方も結構いました。練習のコースにでもなってるんでしょうかね。
横須賀駅に到着した時点ですでに走行距離20キロ経過…あぁ横須賀スタートにしてれば良かったとちょっと後悔。この時点で当初の目標藤沢駅から逗子駅に下方修正。横須賀駅からちょっと行ったところに三笠公園の看板を発見。「たしかネットでルートを調べてるときに見た気がする」と思い出しちょっと立ち寄り。

公園内は自転車の乗り入れ禁止なので、近くの駐輪場にとめて徒歩で見学。入ってすぐにデーンと「戦艦三笠」が。すごい迫力。兵器などに関して、にわかゲーム知識くらいしかないので特に思い入れはないんですが、日露戦争で活躍した戦艦みたいです。入場料があれば中も見学できるようですが時間もかかりそうだったんで今回はスルー。子供が遊べる遊具や、海が見えるように配置されたベンチなど公園としても雰囲気が良い場所でした。下の写真は「三笠」の正面と、公園から見える「猿島」という無人島です。船で行くこともできるのかな?いつか行ってみたい。


水分補給とトイレを済まし再度出発!
よこすか海岸通り(国道16号)は道脇にヤシの木が植えてあり南国気分。景色もよく、堤防には学生が描いた絵などもあり、ほんと飽きることなく楽しく走れました。

そして、次の目的地『観音崎灯台』に到着。灯台は高台にあるので自転車を停めて徒歩で向かいます。この時点で結構足はパンパン…横須賀からスタートしてりゃ良かった…いや日頃の運動不足の自分が悪いだけですね。灯台までの階段にひぃひぃ言いながら何とか到着。

入場料は200円。灯台自体は数か月前に行った犬吠埼より低く、段数も多くないんですがそれでもキツイ。そして上っておいてなんですが自分は高いところが苦手なんですよね。手すりから手を放すことができず、へっぴり腰でなんとか1周。

海の向こう側に見えるのは房総半島かな?大学時代の千葉県1周旅行を思い出します。まぁ千葉に関してはブロンプトンで再挑戦する予定ですが…灯台横にある展示室なんかも見学して、さて戻ろうと高台から降りようとしたら自転車に乗ったローディー3名を発見!…「えっこの高台を自転車で登ったの!?マジかよ…階段でもきつかったのに」なんてロード乗りの凄さに驚愕しつつ再び県道を走り続ける。
ペリー来航で有名な浦賀に到着。時間も11時過ぎのためか観光客っぽい人も結構見えて町が賑やかでした。地図で見るとわかるんですが、浦賀は少し凹んだところにあるんですね。実はその部分を渡し船でショートカットできたようです。


完全に裏側に回ってから発見したためあいにく利用できませんでしたが自転車も乗れるとは…面白そう。写真を撮ってるときも地元の方?っぽい人も利用していたので、地元では根付いた交通手段なのかもしれません。
浦賀といえばペリー!地図を眺めていると「ペリー公園」なるものがあったのでこれも立ち寄らねば!というわけで海岸沿いの通りをひた走る。そしてペリー公園到着!


公園の裏手は遊具があって家族連れがたくさんいました。そろそろ日差しもキツイ…海の照り返しもあってさらにキツイ。お腹も減ってきたので早くご飯が食べたい…でも我慢。食事は事前に決めている場所があるのです。まぁホントにやばかったらコンビニで補給しようと思ってましたけど。
途中、三浦海岸の交差点で道を間違えるなどのトラブルもありつつ次の目的地「まるよし食堂」へ向かいます。ネットでランチを調べてた時「はばのり定食」ってのが気になって気になって…やっぱ旅行なんで普段食べられないものを食べたいですよね。
ただここからが一番の難所でした。「海岸線なんだからアップダウンはそんなにないだろう」「まぁ多少あってもギアを軽くしてゆっくりいけば何とかなるだろう」と気軽な気持ちだったんですがそんなことはなかった…

これ写真じゃわかりづらいですね。でも急な坂なんですよ。帰ってから調べたら『ろんぐらいだぁす!』の1巻であった坂な気がします。気づかぬうちに聖地巡礼となっていました。ここまでですでに疲労困憊な自分ではまったく太刀打ちできず途中でストップ。現実逃避でガードレールにぶらさがった大根の写真をパチリ。

実はこの大根が吊るされる風景は道中で何回か見たんですよね。中には縦に4つくらいに切ったものをお婆さんが干してたり。「三浦大根」として有名で冬のこの時期は至る所に大根が吊るされているそうです。
写真を撮ってる間にもロード乗りの方が何人も坂をグイグイ上っていました。三浦半島自体、ロード乗りの方がよく利用するコースなんですかね。自分との脚力の差をまざまざと見せつけられ、ちょっと悔しい思いをしながら途中自転車を押しつつ何とかクリア。「登ったあとは下り!これでご飯が食べられる」と思っていたら風車が見える橋のような場所にも坂が…さきほどの坂に比べれば傾斜はきつくなかったけど足は限界。途中「ふひひ」と気持ち悪い笑いをしながら何とかクリア。体力と脚力の問題は改めて対策が必要だなと実感。
そして念願の食事!事前に調べていた「まるよし食堂」へ!

入口付近にはロードが6台!ローディーの方がよく利用するとネットにあったんですが、その情報通りだったんですね。折り畳み自転車はやはり異色な存在かも。
お店の中はがっちり装備のきまってるローディー6人の集団と、地元?の夫婦のお客さん。ぜひこれだけは食べたい!と思っていた「はばのり定食(1000円)」を注文。ついでにお刺身盛り合わせ(1000円)も注文。


『はばのり』とは冬に獲れる海苔で「幅を利かす」という意味で地域によっては縁起物だったりするそうです。房総半島や三浦半島で食べられるそうですが生産量も少ないので結構値段は高いそうな。ちょうど冬なので、今の時期を逃してなるものかと今回三浦半島を回ることにしたんですよ。
お店の方に「醤油をぐるっとかけて、ご飯に混ぜてください」と食べ方を教わり、いざ実食。パリパリとした食感が心地よく、磯の香りがぶわっと口内に広がります。素晴らしい。お刺身も新鮮で美味しい。
はばのりのお土産も普段はあるそうですが、お客さんとお店の方の話を聞いていると今年はあまり獲れなくてお店で出すので精一杯とのこと。安定した生産を行い供給する技術革新は素晴らしいですが、やっぱり「その時の旬のもので、日によって獲れるかどうかわからないもの」っていいですよね。自然に左右される楽しみってのもある気がします。
美味しい食事に満足し、お店の前で海辺をパシャリ。

自分にとっての自転車旅行の醍醐味は、ご当地の美味しい食事と綺麗な風景!いや~とりあえず目標達成。あとはひたすら走って何とか逗子まで辿り着くのみ。
三崎公園のあたりは観光客向けの飲食店も多く、たくさんの人・人・車・車…むぅ~人混みは相変わらず苦手です。そしてここからの道も坂!しかも車も多いから気を使って大変…正直ここが一番きつかった。やはり車通りの多い道は楽しくないです。何度か立ち止まりながらも自転車を押すことなく半泣きで何とか登り切る。下りは軽快。疲労困憊な体に鞭打ち何とか逗子駅に到着!

時間は16時。夜間走行はしたくないし装備もライト1つしかないのでここで終了。綺麗な景色と美味しい食事を堪能しつつ、自分の現在の体力を再認識するとても楽しい旅でした。
・走行距離:87.09km
・平均時速:15.1km/h
・走行時間:5時間44分
・旅費:5,037円(交通費2,217円、入館料200円、飲食2,620円)