ちゃんとメイクもしてるし、
それなりにファッションとかにも気を使ってるし、
習い事とか勉強だってしてるし、
合コンや飲み会に行ってもみんなとうまく盛り上がれるし、
他人の悪口いったりしないし、
顔だって自分で言っちゃなんだけど、そんなにブサイクでもない。
それなのに、
「どうして可愛くもないあの子にはいつも彼氏がいるの?」
「中の上くらいの見た目なのに、どうして私はモテないの!?」
なんてコトはありますよね・・・
そんなアナタは気になる男性の前で、『面白さ』『ウケ』『笑い』とか狙ってませんか?
女性はコミュニケーションの生き物。
おしゃべりしてストレス発散するし、面白いこと言い合って爆笑してさらにストレス発散します。だから女子会とか好きな人多いですよね。
『自分が話をすること』『コミュニケーションの場にいること』自体が喜びなんですね。
だから『会話が面白い』男性は人気があります。合コンや飲み会の場ではやっぱり目立ちますし。
そこで女性側まで『面白いこと言わないと』とか『ついウケを狙ってしまう』とか『ワタシも笑えることを彼に提供しよう』とかやってしまうとおかしくなるんですね。
断言しますが、彼氏を作るのに『面白さ』は必要ありません。
もっとちゃんと言うと、『面白さ』は『十分条件』であって絶対条件ではないってことです。必ずしもいるものではないということ。
私は大阪出身なんですが、母親は生粋の大阪育ち、オチをつけて喋るような家庭で生まれ育ちました。
友人にも面白く、笑えるように話を展開することが上手で、ボキャブラリー豊富、言葉選びも秀逸な人がたくさん。
そういう経緯もあってか、
生きていく上で『笑い』は重要、
だから彼氏も面白い人がいいし、
『話の展開が上手い』『言葉選びが秀逸』『ウィットに富んでる』ような女性こそ一緒にいて楽しくステキな人、
という認識が生まれていました。
だから男性に対して『面白さ』や『ウケ』を狙ったりしてしまうことがあったんですね。
でもある時、はっきり覚えていませんが、このような一文に出会いました。
それは、
『面白いことを言ったり、笑わせるのは男性の役割です』
というもの。
これを見た時は、なんだか自分を否定されたような気がしたものです。
でも、自分を見直したり、恋愛って?男女って?と考えるきっかけになりました。
今では断言します。『彼氏を作るのに女性が面白さを狙う必要はありません』。
面白いことを言える、人を笑わせられる、ということは素晴らしいんですが、とくに出会って間もない女性からそこを前面に押し出されると、男性としては『女性らしくないな』と思ってしまうんですね。
単純に男性が『女の子らしいと感じ、好む』のは次のような要素なのです。
■優しい
■明るい
■気が利く
■おとなしい
■包容力がありそう
■ガツガツせずに前向きに取り組む
■黙って見守ってくれて、困ったときに手を差し伸べてくれる
■家族を大事にしている
コレ、人によっては、『何それ、全然つまらなさそうな女じゃん!』と思うかもしれません。
そういう人は、まず面白いとか、つまらないとかを、第一義的に考えることから離れてください。
付き合って行く上で『笑顔』や『笑い合えること』っていうのはとても大事です。
これは楽しいね、面白いね、と共感しあっているということですね。
でも、そもそも付き合う女性、引いては結婚相手に男性が求めるものは『安心感』なんです。
・自分をさらけ出せる
・疲れている時に癒やしてくれる
・落ち込んでるときに応援してくれる
・自分に一途などなど・・・
つまり、『不安な気持ちにさせない』『ムダに気持ちを引っ掻き回さない』ってことです。自分の気持ちを尊重しつつ、寄り添ってくれるような女性が良いんです。
だから、『面白さ』は必ずしもいるものではないということなんです。
そもそも、オトナの男女のムードのある感じって、おもしろ要素あんまり必要ないですよね。
ですので、『彼氏を笑わせたい!』『面白いこと言いたい!』っていうエンターテイナー気質なかたは、とくに出会った当初や初デートでは抑えめにいってください。
まずは口数少なくして、相手の話に耳を傾けること。
ウケを狙っているということは、自分ばっかり喋ってる状態ということですからね。とくに『自虐ネタ』はNGです。
男性はウケを狙う、面白さを狙う女性がキラいなのではありません。
それを最初から前面に出されると、
自分ばっかりが聞き役に回り、
相手に女性らしさや色気を見出しにくくなり、
自分がウケたい人であれば自分の役割を取られた、
となってしまいます。
極端な例ですが、会って間もない人から『特殊な性癖』の話をされたら少し引きますよね。
でも、仲良くなると、まあそれも個性か、と認めれたりしますよね。
ですから、エンターテイナー気質を発揮するのは仲良くなってから、付き合ってからにしたほうが賢明です。
お付き合いのベースに必要なことは『安心感』であるということをお忘れなく!