映画「ミラーズ」その2(多少のネタばれあり&多少マニアックネタ) | Something Good for プログラマ

映画「ミラーズ」その2(多少のネタばれあり&多少マニアックネタ)

ずーっと前ですが、北野武監督が、ノーイメージさんをうならせることをTVで言ってました。

『映画は、数学で、
AX+AY=A(X+Y)で、
犯人が人を殺すシーンがあったら、次は、死体があって犯人が血の付いた凶器をもってそこから立ち去るというシーンだけで、人を殺す場面がなくても、観客は2人目も殺したんだなってわかる。
だから、AX+AYでAが2回じゃなくて、A(X+Y)でAが1回で済む。』

で、先日観た映画「ミラーズ」ですが、、
冒頭で、鏡の前に登場人物がいて、
鏡に映った登場人物が実際の登場人物と違う動きをし、鏡の中の方の登場人物が自身の体を傷つけると、実際の本人も少し遅れてより過激に同じ動作を真似てします、で死にます。
中盤でも、鏡に映った登場人物が変な動きをし始めて、観客が「あっ、そろそろ来るな」ってドキドキして、少しして、実際の人物が鏡を真似しだして、「キターーーー」って感じ。これはもう凄まじいシーンでした。

で、さっきの北野武の数式にあてはめると、
2人目の方ですが、鏡を真似るシーンは必要なかったのではないかと。
鏡の中の方の登場人物が動くだけで、実際の登場人物はむごたらしく死ぬってわかってるわけですから、悲鳴だけでも、死体だけでも、警官(検視官)が来てるシーンだけでもよかったんじゃないかな。
スプラッター好きの方のためのサービスなのでしょうが、逆に、普通の映画から遠ざかってしまってるような気が。ストーリーがしっかりしてるだけにもったいかな、と思います。

「羊たちの沈黙」なんてグロそうにみえて、実は、人を殺すシーンってないんじゃないかな。死体があれば、誰がどうやって殺したのかってわかるようなシーンになってるし。
ラストシーンもいいですね。歩き出すとこで終わってるのが。あれって、殺すために歩き始めたんですよね。うん、「羊たちの沈黙」、あれは名作ですね。
おひつじ座
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