Brompton乗りなら皆さんおそらくご存知な、星井さえこさんの「おりたたみ自転車はじめました」の本。私もとても大好きな本です。

 

んで、その中でさえこさんが四万温泉に行くおはなしがありましてね。

四万温泉に行ったことのない私は、ブロ友Mさん(四万温泉は車なら何回か行ったことがある)をお誘いして、GWの合間の平日にお休みを頂いて行ってまいりました!

さえこさんは早朝に家を出て日帰りで行っているのですが、温泉泊まりたいよねぇ・・・って事で日頃の疲れを癒すべく1泊2日の旅で計画。まずは10時上野発の特急電車のホームでパチリ。(うちから上野って微妙に遠くて、多少通勤ラッシュの影響もありここに来るだけでちょいと疲れちゃったよ。)まあでも無事に車内に収まり、浦和から合流のMさんを待つのでした。

Mさんも無事に浦和から乗車して、車内ではそりゃまあ色々とおしゃべりですわ。

ところでよく思のですけど、会話って”紡ぐ”って感じしません? 自分だけが話すのではなく、その場にいるみんなの言葉が作る模様で、一枚の布が作られる様な感じがしるんですよねぇ。

 

Anyway,この日もいい感じのタペストリが出来上がったあたりで、中之条駅到着です。

特急でも上野から2時間かかる(途中新幹線使うともう少し早いのかもだけど、乗り換え面倒)のでまあちょいと遠いですわ。

とりあえず駅で到着を祝ってパチリ。

 

到着が12時前でしたので、まずは駅からちょいと走った「おこわカフェおてのくぼ」さんに。事前に美味しそうなお店ないかなぁーと探していたのです。

 

到着した時点で、残念ながら美味しそうな日替わり定食は売り切れてしまっていたのですが、私は生姜焼き定食、Mさんはひよこ豆のカレーをお願いして、お昼ごはーーーん!

サラダの下に白いご飯が隠れてる、ワンプレート。豚肉がね、とても柔らかくて美味しゅうございましたよ。Mさんのカレーもちょっと味見させてもらいましたが、美味しかった。あまりに美味しかったので明日の昼もここにしようか?と相談したほど。

 

古民家を改装した店内もとても居心地の良い空間で、靴脱いで建物内を進んだ先にあるお手洗いをお借りしたのですが、廊下や部屋の様子も雰囲気良くて、素敵でした。元はお宿だったのかな?

で、エネルギーも充当されましたので、走り始めます。

ここから四万温泉まではまあとにかく登りなのです。おりたたみ・・・の本の中では、駅員さんに、「そらえっれえ大変だ!ここからずっとずーっと登りだんべ」と、おどかされてましたね。^^

 

とはいえ、まあマンガの通り多少のUP&DOWNはありましたが、押さずに登れる範囲でしばし走行。中之条ダムに到着しました!

 

マンガの一コマ真似してみる。そのいち^^b

 

んで、ダムの先を進んで・・・・

そのに。

聖地巡礼の旅には欠かせませんね。こういうのは。

 

新緑&湖面が綺麗でしたよー。

 

そこからもまた登って(ぜーはー)「いつも何度でも」のメロディーラインを暫し楽しんだ後に、四万の甌穴に到着。

予定ではここで、甌穴ー岩の表面が水流で削れてできた円形の穴ーが見れたはずなのですが、雨季の時期を迎える前に上流のダムの水量を下げておくのが目的という放流時期だったそうで、穴はまーったく見えませんでしたー^^;;;

 

結構な水量で水が流れていて、この川沿いにあったお宿の部屋からはずっと外は大雨ですか?って疑っちゃう程の水音が常時しておりました。

 

そこからまた暫し登って四万温泉着。さえこさんはカフェに寄ってますが、私たちは時間の都合で積善館に直行。

 

わお。ほんとに映画の舞台の様です。

入り口で係の方に自転車置き場は?と伺ったら、ここに停めて下さいと言われたので、入り口横のエリアに。(漫画では建物の奥?に停めてた様ですね。)

お座り状態でも大丈夫だった気がしますが、なんとなく完折にて飼い主が温まってくるのを待っててもらうことに。

 

建物を入ると、おおー。やはり歴史ある良い感じの建物です。

フロントで日帰り入浴料2000円をお支払いして、タオルを貰っていざお風呂へ。

 

元禄の湯という、昭和5年に建てられて県の重要文化財に指定されているお風呂に入ることができるのですが、浴室内に脱衣所があるタイプ。入り口手前で靴&靴下脱いで浴室の扉を開けると奥に6つの浴槽があって、その手前が脱衣所なのです。

荷物全部持って行くとなんかカバンの中までお風呂の蒸気でしっとりしちゃいそうなので(結果としては大丈夫でしたが)、入り口より先の左側、源泉からのお湯でぐわんぐわん回ってる水車の、向かいにある休憩所のコインロッカーに必要ない物を置いてから浴室に行くことをお勧めいたします。

それぞれに温度の違う6つの浴槽で温泉を楽しんだ後は、Mさんに教えてもらって温泉を飲んでみました。不思議なことになんかうっすら出汁の様な味がする温泉水でした。

 

 

温泉水を飲みながら汗が引くのを休憩室で待って温泉体験終了したのですが、正直2000円は高いわ。。。歯ブラシ入りのタオルー宿泊した場合に部屋に置いてあるのと同じですなーが付いてくるものの、超歴史ある建物とはいえ、入浴と休憩室の利用だけで2000円というのは。。。

例えば道後温泉の新しい共同浴場ー本館は改装中なのでーでも、入浴&個室での休憩に貸し浴衣とお茶菓子がついて1690円。道後温泉はもしかしたら公営の施設で、こちらは私企業(あんど千と千尋の効果で来客多し)とかの理由かとは思うのですが、2000円取るなら、もちょっとちゃんとした休憩室&お茶菓子を提供頂いても良いかと思うんですけどねぇ・・・諏訪湖にあった同じ様に歴史のありそうな温泉も確か1000円以内だったし。。。

 

Anyway,まあ貴重な体験ということで2000円分堪能させていただきましたから、良いのですけど。

 

お風呂であったまってホカホカになったところで、記念撮影していざお宿へ。

ホカホカだからTシャツ1枚で走ったら、ずっと降り&夕方で気温も下がって来ちゃったのでお宿まで寒かったよ。ほほほ・・・

 

お宿は四万温泉入り口近くのもりまた旅館さん。4部屋しかないこぢんまりとした居心地の良いお宿でした。到着して早速お風呂に入って暖まり直して、お楽しみの夕ご飯。

そしてこれがちょうど良い量でした。美味しかったし。^^

旅行先で出るご飯って、量が多すぎて、でも残すの勿体無いし、って感じに食べすぎてしまうのがいまいちどうなの?って思っておりましたので、その点でもこのお宿はGoodでした。写真に写ってないけど、この他に茶碗蒸しとフルーツ。ご飯半分お代わりして満腹&幸せ♪状態でございましたー。

 

そのにに続くー。