台風が近づき、土砂降りの雨が降り、熱が少し冷めた。
まるで台風が秋の匂いを運んできてくれたみたいだ。
今、風も雨も止んで静かだ。
これが嵐の前の静けさというものなんでしょうか。それとももう過ぎてしまったのでしょうか。
台風はいつも知らないうちにいなくなってしまう。それも一つのやり方だということだろう。
僕は今日でこの日記を書くことをやめようと思う。
理由は、前に書いた通りです。
こんなん書いててもどうしようもない。お金もらえるわけでもないし、女の子にモテるわけでもないし、かっこよくなれるわけでもない。
どうしようもないんだ、こんなもの。
どうしようもないんだけど、書きたいことがまだまだたくさんある気がする。というか、一番書きたかったことが書けなかったのが残念だなあ。
これいつからやってたっけ?一年くらい前からかな?
それからほぼ毎日なにかしら書くことが出来たのは少しだけ褒めたい。
よく搾り出せたよ。
最後は何かかっこいいセリフでも吐いて終わらせたいものなんだけど、なんにも浮かばねえなあ。
かっこいい捨てゼリフとか、かっこいい辞世の句なんか、浮かんでこねえよ。
まあ最後だけきれいに取り繕うとするなんて、汚ない手口かもしれないという考えも少しあるけど。
まあいいや。
もう終わりにしよう。
この日記は、どうしようもないものだけど、僕が僕のことを知るのに役立ったことだけは認めるよ。
次は足を踏み出すことだ。
夏は汽車に乗って行ってしまった。早く僕も別の汽車に乗り込んで、僕の行き先を目指さなきゃいけない。
僕は無駄に生きるつもりはない。
僕は、ちゃんと生きたいんだ。
僕は過ぎ去っていく、夏のしっぽを見送ることしかできなかった。
僕は夏の裾を引っ張って引き止めようとしたが、無駄だった。
夏は、行ってしまったよ。
夏はずるいよ。そんなの、かっこよすぎるよ。
あいつの去り際はいつもそうだ。気が付いたらもう余韻、余熱がわずかに残るだけなんだ。
僕も、もう行かなくちゃいけないんだな。
夏が行ってしまうように、僕にも行き先があるんだ。
呆けている暇なんてないんだよ。
いつまでも去ったやつの話をしていてもどうしようもない。いるやつ、つまり僕の、僕らの話をしようじゃないか。わくわくするようなやつをさ。
僕は夏の裾を引っ張って引き止めようとしたが、無駄だった。
夏は、行ってしまったよ。
夏はずるいよ。そんなの、かっこよすぎるよ。
あいつの去り際はいつもそうだ。気が付いたらもう余韻、余熱がわずかに残るだけなんだ。
僕も、もう行かなくちゃいけないんだな。
夏が行ってしまうように、僕にも行き先があるんだ。
呆けている暇なんてないんだよ。
いつまでも去ったやつの話をしていてもどうしようもない。いるやつ、つまり僕の、僕らの話をしようじゃないか。わくわくするようなやつをさ。
