清朝政府による少林寺弾圧の様子をメインにしたストーリー。
方世玉、洪熙官といった中国拳法の伝説的ヒーロー二人のお話。
公開的には「燃えよドラゴン」以降の製作となるし、以降の少林寺拳法系カンフー映画ブームの火付け役にもなっている作品らしいので、格闘シーンの殺陣はかなり速いしリアル志向に!
そこで改めてクレジットを見ると、武術指導にラウ・カーリョンの名前があるじゃないの。
やっと自分の学生時代の映画館でも馴染みのある名前が出てきたこのノスタルジー感がとても嬉しい。
あの頃、ブルース・リーからジャッキー・チェンへの香港映画の流れの中で形意拳に興味を持ち、松田隆智さんの書籍とかも読んだ記憶もあります。
それで南拳北腿とかの言葉や意味を学びました。
とはいえ、本作以降も頻繁に目にする登場人物も事件も、あくまでフィクション上の存在らしいけどさ。
日本で言うところの、眠狂四郎とかの小説原作から映像化され定番となった時代劇ヒーローみたいなものかな?
ただ清朝時代に全土的に反清復明の機運があったことは事実らしいけれどね。
どんだけ満州人による統治が庶民から嫌われていたのやら?
そのへんの、当時の民衆の雰囲気や心情がごく自然に描かれるのも、過去を舞台にした映画の面白いところ。
劇中での当時の政権への向かい合い方をよくよく考えて見たら「孫文の義士団」とか現中国政府はあの頃よく公開したなあとか、今になってみると心底オレは思うね。
さあ、どんどん香港映画の復習をしてまいりましょう。
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