今年も例年通り卒業式のお花のお仕事があり3月17日に

お花を生けてまいりました。照れ

 

毎年の恒例とは言うものの

お花のコンディションを整えるのが本当に大変で

今年は金曜日の生けこみで土日を挟んで

月曜日の3月20日の卒業式という日程

この時期気温は日によって上がったり下がったりうーん

お花によっては

なかなか咲かないものがあったり

反対に咲いたら一気に成長が進むものがあったりで

箱入りの娘のお嬢様を扱うような緊張感でお花とお付き合いするわけです。ショック

 

花屋さんではないので

花用の冷蔵庫もなく

引っ越して場所も狭い

 

家での保管場所も日の当たらない場所

寒い場所を求め

あっち持って行ったりこっち持って行ったり…アセアセ

 

花市場での仕入れも

どこも卒業式は同じ時期なので花の取り合いとなり

少し現地に着くのが遅れたらもうないとか

ある種かけのようなドキドキ感があります。アセアセ

 

それでなくても

そういう競争めいたことは苦手なので

なかなかのプレッシャーですが、

まあこの かけ的要素はいつもの

仕入れでも同じと言えば同じです。ウシシ

 

予算は限られているので

毎回思うようにはいかず、現地でなんとかするという

ことを繰り返しています。ウシシ

 

今回も友達と話し合ってお花を分け合ったりしたものの

アクシデントがあったりで

 

当日ユリを買いなおしに行ったり…。ポーン

お花の当たりはずれもあり

ま、冷や汗ものですがアセアセ

責任もってやり遂げるにはあるあるの話です。照れ

 

そんなことを繰り返して今年で

たしかこのお仕事も8年目と思えます。

 

生けこみ当日

小学校についたら

 

「先生、今年はお花の位置が変わって壇上なんです。このあたりでいいですか?

と聞かれ、細かい場所は先生のセンスでお願いします」

と言われました。

 

わかりましたと返事はしたものの

 

う~ん

 

大したことではないようですが、周りにはそんな小さなことも生ける方にとっては

それなりに大きなことで

 

壇上と会場では目線が完全に違うので

生け方も下から見ることを意識しないといけません。

 

何度も何度も階段を下りて確認します。うーん

 

壇上で

マイクテストやら幕の位置やらを

何度も確認するために先生が行き来するすぐ横で

お花を生けることになり

いつもとは勝手が違い

かなり神経を使います。

 

集中するのにはちょっとしんどかったかな?

というのが実は本音です。てへぺろ

 

いつもより確実に時間がかかってしまい

このくらいのことで時間がかかるのではあかんなぁ

と反省しましたが

 

なんとか仕上げました。照れ

 

出来上がった時はもう会場には誰もいません。

 

いつもどおり静まり返った

体育館は卒業生の作品が飾られ、お花やそのほかの飾りつけで

キレイに整えられています。照れ

 

ちょっと寂しいけど

とっても温かい

色々な思いが詰まったとても神聖な場所に思われます。照れ

 

こういう体育館にもはや来ることがないような自分が

この仕事のおかげで

この場に来れる

そして毎年卒業生にこうして裏方としておめでとうの思いをこめた

お花を生けることができる照れ

 

幸せなことであり

こんな自分でもできることがあるのだと

少しだけ自分に自信が持てる瞬間

充実感と達成感に包まれます照れ

 

誰かと比べてではなく

自分自身が成長できれば、自信が少しでも持てれば

それで満足です。照れ

 

ありがたい仕事を与えてもらえて

自分は幸せなんやなぁ~

そう感じられる日々に心からありがとう。