ピアノ教育の難しいところ | ピアノ教室シャイニングのブログ

ピアノ教室シャイニングのブログ

ピアノ教室シャイニングによるブログです♪神戸市東灘区魚崎にてピアノレッスンを行っています♪
初心者の方、再開したい方、ご連絡下さい♥
神戸市東灘区・芦屋・夙川・西宮方面の方多数
小さなお子様は3歳から受け付けています!

こんにちは!


昨日、とある大学の社会福祉学科の学生さんが取材に来られました。

論文の制作過程で研究を進めているそうです。



ピアノ教育における理念や方法等を語りました。

改めて自分のピアノ教育を整理して考えるきっかけになったので良い機会だったと感じます。


うちの教室で芸術音楽を中心に学んでおられる生徒さん達は大変面白い音楽をします。
それは個性がにじみ出ているということでもありますが、音に対してとても明確な想像力を働かせています。表現したい理想の音楽を頭で描いてタッチに乗せる。そういった高難度の技を自然に出せるようになると音楽に深みが増し、聴衆の心を掴みます。
音楽自体が何を言っているのか、そして奏者はどのように伝えたいのかを考える事がレッスンでとても重要視している部分です。
生徒の皆さんはよく知っていますが、私は音楽言語という言葉をレッスンで使うことがあります。前述したように、音楽が何を言っているのかということです。難易度の低い曲は音楽言語が比較的易しい場合が多く、何言ってんのかわけわからん難しい作品は演奏が困難です。
つまり、演奏者の音楽的なボキャブラリーが増えれば増えるほど、表現の幅が広がり、より魅力的な作品に触れる機会が多くなります。そして、様々な芸術音楽を楽しむ心が育まれます。
逆にポップス作品は歌詞があるので人の心に伝わりやすいですね。耳コピしてコード進行と伴奏法を決めてメロディを弾いて覚えれば完了ですので特に難しいことは考えずに済みます。
最近、バッハの作品(インベンション)をよく弾けるようになった子がいますが、他の作曲家の作品でも考え方を応用して練習、研究に励んでいる姿に感心します。私は小さな頃、バッハなんてなんの意味のない作曲家だと思っていましたから。


可愛いお手紙ありがとう。

体験レッスン受付中です