毎朝、息子のお仏壇にろうそくを灯し、お線香を焚き、手を合わせて「今日もおかげさまで新しい朝を迎えることが出来きました。ありがとうございます。1日頑張ります。」で始まる1日。


今朝は息子の遺影と位牌をぼうっと見ていたら涙がポロリとこぼれました。


息子が亡くなった事がまだ、信じられない時があります。


まだ、もしかしたら帰って来てくれるんじゃないかと思う時もあります。


そして、そんな事は絶対ないんだと理解した後の絶望は相変わらずです。


1週間がまた過ぎました。


最近流れる様に過ぎていく日々。


今は"あちらで息子に逢える日に少し近づいた"と思う気持ちよりも"こちらでの息子との思い出や記憶が遠くなっていく"気持ちの方がまだ大きいです。


今日は特に仕事もお休みで色んな思いが交錯します。


何にもする気がおこらず時間だけが過ぎていきます。


「こんな事ではダメだなぁ‥息子に申し訳けないな」って思います。




息子の部屋に入ってみる。


息子が1番落ち着ける場所だった所。


主が居なくなった部屋は寂しく見えます。


人の出入りが無いとほとんど埃ってたたないんですね。それでもうっすらと溜まっています。


今度、掃除しないとな‥


ほぼ、あの日のあの時のまま‥


寝具も夏布団のまま‥枕カバーもシーツも洗濯していないので息子の匂いが少しまだ残っているのかな?


洗濯物も畳んだまま置いてある。

亡くなる数日前に私が畳んで置いたものだろうか?


片付けるのはまだまだ無理そうです。


でも、いつかは‥そう思える日はくるのでしょうか?


あまり長く居るとあの日の事を思い出してしまいフラッシュバックが起こって苦しくなります。


息子はこの部屋で倒れていました。


その時はすでに意識はありませんでした。


あの時の事、思い出すと自分を責め、辛く苦しくなり忘れてしまいたい、思い出したくないと思う反面、息子の事はどんな事でも忘れちゃいけない、覚えていたい思いもあります。


その時の事、記憶が薄れない間に残せたらなと思っています。


「息子くん、今日も1日無事に終えれそうです。今日はお母さん、こんなだったけど明日からまた、頑張るからね。今日も1日見守ってくれてありがとうね。おやすみー」


いつも、読んで下さりありがとうございます。